枯葉 謎々

Open App
9/14/2022, 12:13:47 PM

命が燃え尽きるまで





人目に焼き付いたあなたの笑顔

胸の熱はこの一生昂り続ける

唯恋に焦がれ、燃え朽ちる

灰成れど骨も残らぬ恋心

9/3/2022, 5:24:47 AM

心の灯火


真っ暗で

空っぽな

そんな心に火を灯す


明るくあろうと

良い人に見せようと

無理やり心を明るくする


火はすぐ消える。

消えればまた無に帰る


また付ければいいだけの話

真っ暗で空っぽな心を

無理やり照らせば良い


だけど何れ蝋が消える

その時は

もう諦ればいい。

もう全部消えればいいのだ。

8/24/2022, 1:24:06 PM

やるせない気持ち

描きたいのに掛けない

8/16/2022, 1:04:39 PM

誇らしさ



私には弟がいる

それはそれは可愛い弟だった

何でもお姉さん振りたかった私にとって

年下の可愛い弟は天使そのものだった。


私が遊ぶのや喋る事を真似て

何処でも私について生きたがった

そんな弟が愛らしくて仕方がなかった。

よくお姉ちゃんなんだから

しっかりする!守る!

…と自分から言っていた。


そこから少し経ち

弟はとても頭が良い天才だと

よく言われるようになった。

私はとても誇らしかった。

お姉ちゃんとして

よく導いてきたお手本として。

本当に心から

弟が褒められるのが嬉しかった


だけど、それがずっと続いて

私の心は変にねじ曲がった


弟は相変わらず天才と言われ

親も段々弟だけを見るようになった

あんなに誇らしかったのに

いつしかその誇らしさは


妬ましさに変わっていた


弟だけずるい。

私がお姉ちゃんなのに。

私の真似をしてきた癖に。

どうして。

可愛い弟は何処にいったの。



こんなの私の弟じゃない。



そう…言ってしまった


弟はただ驚いた顔をして

そして

僕の姉さんは、ずっと姉さんだけだよ


…そう言われてしまった

昔から変わらない真っ直ぐな目をして



…あー馬鹿らしい

私だけが捻くれて

弟は何も変わらず

こんな私を姉だとそう言い切ってくれるのに


…私は今でもこの子のお姉ちゃんなんだ

なら…こんな捻くれてられないや

弟にとって誇らしい姉でありたい。ずっと。

可愛い弟のために。







そんな弟は今度

成人というものになるらしい

成人として私が立派な背中を見せているのだから

絶対立派な大人になれる筈だ。


いつまでもお姉ちゃんは

君への誇らしさでいっぱいだよ。









7/21/2022, 7:02:29 AM

私の名前



私には色んな名前がある


あった。というべきかもしれない


ある時は好きな食べ物の名前


ある時は難しい漢字の凝った名前


ある時はネタに振り切った名前


その一つ一つに

それぞれ違う私を当てはめた。


単純に友達が欲しかったとき


どうしようもなく承認が欲しかったとき


ただただ楽しかったとき


今考えると


その時の願望が切に反映されている


その一つ一つに

さまざまな思い出が埋まっている


だから名前は忘れない


その名前を使ったのは一瞬だったかもしれない

その名前を考えたのも一瞬だったかもしれない


でもそれぞれ、色んな人と関わった。

色んな思いを抱えていた。


その名前達を思い返すと


何だか今の自分が、


とても強くなっているように思える。


私の名前は名付けられた本名と

自らが名乗った両手では、数えられないほどの


愛しい名前達がある。


沢山の名前を抱えて、今日も私は  と成る。

Next