12/11/2021, 1:54:43 PM
『何でもないフリ』
何でもない酔いしれそうな情操を
生憎忘れた孤独の詩を
いつでも背を向け旅する少女を心配し
流言飛語が満ちる暗い密室に殺人級の圧迫感
その虚言と吐息が原因だろうや
もうそろそろこっち見ろや
12/4/2021, 1:52:29 PM
『夢と現実』
毛布にくるまり、スマホを眺める。
冒険して色々探してみてる。
ああ、この人、面白いな。
そう思って文字を打つ。
いいね、の気持ちを送る。
笑い声につられ、私も笑う。
今日は寝れそうには無いな。
暗闇に浮かぶ一点の光の前で、また笑う。
日がもうすぐで昇り始める。
寝不足で身体が怠い。
それに仕事が大変だった。
今日くらいは微睡んでいたい。
毛布の中の温かさの中で。
すぐに眠気に埋もれてしまい、私を見失う。
けれど、柔らかで曖昧な空間に私はいた。
ワクワクした気持ちに舞い上がる。
眩しいこの空間に、さらに眩しい一筋の光が。
手を伸ばして、手を伸ばして。
明日は、どうだろうか。
12/2/2021, 2:24:37 PM
『光と闇の狭間で』
孤独は何処へも行かないが
幻夢は何処かへ消えるだろう
逃げ惑う群衆のように
混沌とした迷宮に居るかのような
11/30/2021, 12:34:59 PM
『泣かないで』
泣かないでって言ったのに
どうしてあなたは泣いたままなの?
いくつもの言葉を交わしあって
お互いを分かり合おうとしているのに
泣いていたら話せないよ
あなたの気持ちが分からないよ
だからもう一度言うから
「泣かないで」
泣き止むまで寄り添うからさ
泣き止むまでそばにいるからさ
僕が消えないってこと信じて欲しいから
泣かないで