『夢と現実』
毛布にくるまり、スマホを眺める。
冒険して色々探してみてる。
ああ、この人、面白いな。
そう思って文字を打つ。
いいね、の気持ちを送る。
笑い声につられ、私も笑う。
今日は寝れそうには無いな。
暗闇に浮かぶ一点の光の前で、また笑う。
日がもうすぐで昇り始める。
寝不足で身体が怠い。
それに仕事が大変だった。
今日くらいは微睡んでいたい。
毛布の中の温かさの中で。
すぐに眠気に埋もれてしまい、私を見失う。
けれど、柔らかで曖昧な空間に私はいた。
ワクワクした気持ちに舞い上がる。
眩しいこの空間に、さらに眩しい一筋の光が。
手を伸ばして、手を伸ばして。
明日は、どうだろうか。
12/4/2021, 1:52:29 PM