幸せに。
幸せになるって難しい。
自分の幸せの基準もまだ探せてないのに。
でもね、ひとつだけわかったんだ。
私の幸せ。
目に止まってくれた方皆さんが幸せになりますように。
何気ない振り。
部活で派手に転んでしまった時、そのいっときでドジキャラ認定されてしまった私。
そこから、そのキャラを守るのに必死だった。
いじられても平気なフリ。愛想笑い。
これからの部活がよりよくあるために、何気ない振り。
「𓏸𓏸ってこーゆーキャラだし」「まぁ、𓏸𓏸だから」
そんな言葉を浴びせられて今ではトラウマになった。
知ってたよ、私。
あなたの優しさ。
そーゆー風に言われてもあなただけ、
私の良さを知ってくれたこと。
知ってたよ、
みんなと一緒になって笑いものにしなかったこと。
あなたも苦しかったんだね、
何気ない振りしてくれたんだね。
あなたに手を差し伸べることができたら、
私はあなたともっと仲良くなれたのかな、
同性だけど私、
あなたの事が好きみたい。
また会おうね。 大好きだったよ。
ハッピーエンド。
小さい頃からハッピーエンドが苦手だった。
ハッピーエンドをつまらないものだと思っていた。
幸せな瞬間を見た自分と、対比してしまうから。
妬んでいた、キャラクターたちが無邪気な笑顔を見せる姿、世界の平和、そんなものに、ただ、皮肉めいたことを_______________
自分の幸せの掴み方も、自分がどんな時に幸せを感じるかも、想像がつかないまま、大人になった。
私の人生はハッピーエンドで終わるのだろうか、
ただ、それだけを考えて今を生きている
見つめられると。
見つめられるとドキッとする。
見つめられると自分の顔がおかしいか疑ってしまう。
見つめられると瞳の綺麗さにうっとりしてしまう。
見つめられると全てを奪われた気分になる。
見つめられると、死んでしまう。
私が見ていたものはなんだったのだろうか…
転校生と席が隣になり、恋をした友人。
友達に顔を覗き込まれて疑う君。
ステージ上の推しと目が合いファンサにときめく貴方。
恋愛ドラマの俳優の演技に本気で恋をしてしまう。
石化した恋人。
私が見ている世界はいつも誰かに見つめられている
My Heart。
「ねぇ私が死んだらどうする?」
「急にどうしたんだよ」
「人間っていつか死ぬじゃない?」
彼女に急にこんなことを言われた。
「死んだら、生きていけなくなるかもしれない、、、」
「そんな大袈裟な」
「大袈裟だなんてそんな、」
「もう覚悟できてるんでしょ?」
「なんの……」
「私のMy Heart はそう言っているよ」
彼女の声を聴いたのはそれが最後だった。
彼女はいつだって突然だ。
前だってそうだった、急に英語の勉強を始めてアメリカへ行くとか何とか…
「ディスイズマイハーツ」
カタコトな英語で何とか頑張っている。
「なんで複数形なんだよ、」
「トランプのハートを指すときには複数形なんだよ!」
「そーなんだ」
彼女はマジックが好きだった。
どこから集めてきたか分からないマジックの数々を毎日ベッドの上で練習していた。
「君にとびっきりのマジック見せてやるんだから!」
これが彼女の口癖だった。
でももう聞けない。
僕は病院を後にした。
振り返ると彼女の病室が見える。
毎日のように窓から手を振ってくれた君はもういない___
「こんなマジック見たくないよ_______________
マジック出来るんだろ、嘘だって言えよ、なぁ、」
今すぐにでも目の前に現れてほしかった。
彼女の最後の一言_______________
それは、彼女のHeartは彼女にもう先が長くないことを知らせていたのかもしれない。