これから2人で歳をとって
髪が白くなって腰が曲がって
一緒に過ごした証が顔に刻まれてゆく

2人の容姿が今とはどんどん変わっていって
いつかは＿＿

最後の時はあの頃の笑顔をまた

『変わらないものはない』

貴方と過ごすはずだった日

暖房の効きすぎた部屋に1人
静かにゆっくりと夜は更けてゆく

『イブの夜』

「星のダイヤも
海に眠る真珠も
あなたのキスほど
煌めくはずないもの」

確かこんな歌詞の歌があった
会えずにいる彼からの贈り物

今私が一番望むものこそ＿＿＿

『プレゼント』

湯船に浮かぶ橙色

ふわりと香る

誰の邪魔も入らない2人だけの時間

『ゆずの香り』

草原花畑のように余計な建造物が邪魔をせず
広々とした空を見上げ仰ぐことのできる場所は

いったいどれほど残っているだろう

『大空』