落ちていく
僕は段々闇の中へ落ちていく
暗い暗い底に向かって
何か悪いことしただろうか
いや何もしてないはずだ
どうして僕はこんなに惨めなのだろう
最期くらい僕の好きにさせてくれ───
夫婦
私の密かな憧れ。
それは幸せな家庭を築いて、素敵な旦那さんと子供に囲まれて暮らすこと。
今はまだ運命の人とか出会って無いけどいつか、私をここから救い出してくれて優しい王子様と結婚するんだ。
誰にも負けないくらい幸せな夫婦になるために生きていくんだ。
運命の人とはやく逢いたいな。
じゃあどうすればいいの?
君の声が鳴り響く。
僕だってそんなの分からないよ───
そう思いながら木で造られた少し傷ついている床を見続ける。
傷を探してはこの形川に見えるなんて考えてる僕は最低でクズだ。
君だっていいよっていってたじゃないか。僕だけが悪いわけじゃない。君だって悪いんだ。赤ちゃん出来たのは僕のせいじゃないよね??
そんな言葉がズラズラと出てくる。
君は大声をあげて泣き出した。
うるさいなあ…。
もう君はただのそこら辺の女にしか見えない。
そう思って僕は荷物を持ち出して家を出ていき次の女探しを始めた───
なんか死ぬほどクズな作品出来ちゃった。😭
宝物
私の宝物は誰にも触れさせたくない。
その思いは物心着く前から自然と出来ていた気がする。
今まで絶対本当に大切なものは人に話さなかったし、たとえ親でもどれだけ近い人間でも自分の口から決して言うことは無かった。
その思いは変わらない。これからもだ。
キャンドル
キャンドルといえば、君と僕を繋ぐ魔法の物。
キャンドルを付けている時間だけ君と話せるがキャンドルが消えて仕舞えばこの時間はお終いだ。
君はいつも暗くて狭い所で暮らしている。しかも両親もいなくて友達もいない。だから僕が支えてあげなければならない。
始めはお互い最悪の印象だったが、今はお互い欠けてはいけない存在となってしまった。
今日はどんな話をしようかな。
とボソリと呟いた後に君のもとへ向かう──