梦憂

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2/27/2024, 8:18:52 AM

君は今、悪魔だ。クラスの半分が殺されてしまった。
彼女は四月に転校してきた。艶やかな綺麗な髪で、真っ白で華奢。高嶺の花だ。誰も近づくことも出来なければ、話すなんてもってのほか。いつも本を読んでいて、ご飯も1人で食べている。今から五か月前の七月の夏、僕は部活の道具を忘れて教室に戻ると彼女は泣いていた。「どうしたの?」と始めて話しかけると、「親が亡くなった事を思い出して泣いてしまった。」というのだ。彼女が転校してきたのはそのことが原因らしい。両親が自殺で亡くなったが、クラスの友達に「お前が殺したんだろ?」と言われてから学校が嫌になり、今の学校に転校してきたそうだ。僕も弟を亡くしているので共感できた。この事がありクラスメイトと話す事が出来なかったそうだ。次の日から、明るくなり笑顔を見せてくれるようになった。男女問わず話すようになった。その時から今まで変わらず過ごしていたのに、今日はやけに変だ。ずっとそわそわしてる。授業が始まっても変だから先生が注意すると、「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさぁぁぁぁぁい。」と叫び、刃物を出して先生を刺した。逃げようとする前にどんどんたくさんのクラスメイトが殺された。僕も殺されるんだ。そう思っているとついに最後の一人になった。血まみれの彼女は僕に近づいて微笑みかけた。天使のようだった君は変わり果てて、悪魔になってしまった。「今日は両親の命日なんだ。貴方と私も今日になっちゃうね笑。」まあ、君となら死んでも良かったかもね。君に殺されるなら本望だよ。地獄で会おうね。美しい悪魔へ。

2/25/2024, 3:50:59 PM

泣きたくなる時空を見る。せめて見上げて元気を出そうとする。亡くなった母の教えだ。母はすごく明るかった。私が泣いていると母は「泣いてる時こそ空を見上げて元気を出すのよ。」と雲ひとつない青空のように眩しい笑顔でいつも支えてくれた。でも、一年前に亡くなってしまった。母が亡くなった後ずっと空を見上げていた。泣かないように、涙が溢れてしまわないように、空を見て涙を堪えた。私に笑いかけてくれた眩しい笑顔で私も母を送り出すために。

2/23/2024, 4:58:17 AM

太陽のように眩しい君の笑顔。君がいないと輝く事が出来ないけど、いつも輝かせてくれてありがとう。君のおかげで夜だけは輝けるんだ。

2/21/2024, 2:01:30 PM

0からのスタート。全部が終わりだ。何もかも失った。旦那も、子供も、会社も、不倫相手も、金も、友達も。全部全部取られた。あの女に。全てあいつのせいだ。元はと言えばあいつが紹介してきた男だった。はめられたんだ。私を地獄に落とすために不倫をさせて、離婚させ、会社にもバラしクビにさせる。でも何か気に障ることをした覚えがないのだ。前に会ったことあるのか?あ、まさか中学の頃に虐めていたあいつか。確かに、苗字は違うが下の名前はそうだった気がする。顔が違うから分からなかった。中学の時の地味メガネとは違い、すごく綺麗になっていた。じゃあ、私をこうして苦しめることも計画されてたんだ。ずっとずっとどうやって苦しめようか考えていたんだ。今更後悔しても遅い。こんな事を考えて夜道を歩いているといつの間にか道路を歩いていた。意識が朦朧としている時誰かの笑い声が聞こえた気がした。

2/20/2024, 12:13:49 PM

同情。それは私が最も嫌いなもの。「可哀想」なんて言葉を言うからもっと不幸になるの。その言葉で、その表情で、その態度で接することでどんどん私が惨めになるの。私にも原因はあるのかもしれない。だけど、周りの環境によって苦しめられる事もあると思う。

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