パンの耳

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9/12/2023, 9:10:56 AM

#カレンダー

私はカレンダー通りに過ごすことができない。

カレンダー通りに生きるなんて、自分で自分の首を締め付けて閉まっているようで。

カレンダー通りに生きるなんて、誰かに人生を支配されているようで。

どうしても、その通りに生きることはできないのだ。

気ままに行きたい。流れる雨のように。

さて、今日はどんな一日になるのかな。

9/9/2023, 3:26:22 PM

役に立たない人間だって、私。
何も出来ない、ゴミクズみたいな人間だって。

いつもいつも、人会う度に。
軽蔑の目を向けてくる。

あの人たちが、大嫌い。

そして、あの人たちが嫌いな私も、私のことが大っ嫌いだったりする。

私は私。世界に1人。
そうだとしても、自分のことすら好きになれない。

変なのかな。おかしいのかな。

考える意味、あるかなぁ。



#世界に1つだけ

9/8/2023, 12:03:17 PM

たった、それだけのこと。
目が合っただけ、なんだけど。

私の胸は、びっくりするほどの幸福感と、もどかしい気持ちと、少しの痛みに襲われた。

電流が流れたみたい。という表現がピッタリだ。

あの人は誰なんだろう、話してみたい、なんて感情が頭をよぎる。
なんてことだ。きっと私はあの人を好きになってしまった。

しかも入学式前の、学校の廊下で。
こんな体験なんて漫画の中だけだと思ってたのに。

どうしよう、同じクラスだったら…嬉しいけど…

少しだけ期待しながら自分の割り当てられた教室に向かう。
緊張しつつ、自分の席を見つけて荷物を整理していると

「……えっ」
教室のドアから、目が合ったあの人が入ってきた。

私の小さな声は教室内の騒がしい声にかき消され、少しほっとした。けど。

初日から、こんなにいい事があっていいのだろうか。
どうかこの気持ちが1年のうちに伝えられますように。と願って。

私は1人、密かに決意するのだった。

#胸の鼓動

9/5/2023, 2:07:33 PM

夏の匂い、海の音。
浜辺に流れるたくさんの貝殻。

私は海に行くと、毎回一つだけ貝殻を持って帰る。

四つ葉のクローバーと目が合うように、特別な貝殻と目が合って。

それがその日の宝物になる。なんだかとっても素敵じゃないかな。

海にはたまにしか行けない。
だから貝殻を探すことは楽しみであり、出会いのひとつにもなっていく。

今年も海、きれいだったなぁ。

#貝殻

9/1/2023, 1:58:02 PM

どうしたものか。
開くか、開かないか。

今すぐにでも開いて返事をした方がいいのは分かっている。しかし、驚く程に返したくない。

しかも、「一生のお願いなんだけど」から始まっている文章だ。
開いていいことなんてある訳ない。

でも返さないとそれはそれで良くない……
私は数分画面を見つめて一つの案を思いついた。

長押ししてトーク画面を見よう!
と、意を決して液晶をタップした。が。

勢いで既読をつけてしまった。

……なんて返そう。

#開けないLINE

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