7/18/2025, 2:15:59 PM
お題『special day』
特別な日っていつだろうか。
昨日も、明日も、今日も、同じ日なんてない。
いつだって特別な日。
7/17/2025, 1:13:54 PM
お題『揺れる木陰』
ゆらゆら。
私の腕にチラチラと光が降る。
さあさあ。
葉が擦れ合う音が耳に届く。
きぃい。
頭上の枝が威嚇した。
7/16/2025, 2:00:47 PM
お題『真昼の夢』
突っ伏していた。どこかふわふわと、足が浮くような。
遠くで、現代文の先生の声が聞こえる。
何を言っているのかは分からないが、どうせ赤線を引いてこの文章がなにを表しているのか、という感じのものだろう。
だんだん自分と世界が曖昧になり、今自分がどこにいるのかもどうでも良くなっていく。
ノートをめくる音や、消しゴムを消した時にがたつく机の音が聞こえる。
世界に溶けていく。
じわじわと、とけていく。
7/15/2025, 10:51:52 AM
お題『二人だけの。』
私とあなた、二人だけの。
あなたが昔、こっそりピアスを開けていたことも
私が実はピーマンが苦手なことも
あなたと私で、山に埋めたものも。
7/14/2025, 11:19:41 AM
お題『夏』
あたたかい。
私は暑いとき、暖かい、と言う。あついというと、なんだか余計暑くなる気がして、あたたかい、といっている。
まるで小籠包になりそうなほどむしむしとした空気を食べている。
体の中まで焼け爛れそうな熱気が漂うこの季節。
………生きていけるだろうか?