お題『どうしても…』

どうしても伝えたいことがある。

君に絶対、伝えたいこと。伝えないと後悔すること。

君と同じ景色を、時間を、共有出来て嬉しい。だいすきだよ。

お題『まって』


小さな体が僕の後を追う。
僕よりも、もっともっと短い足で、
僕よりも沢山地に足をつけて、駆け寄ってくる。
小さな足で、自分だけの道を踏みしめてゆく。
いつか振り返りたくなった時、君の後ろに、大切な跡が残りますように。

お題『まだ知らない世界』

知らない世界が沢山ある。

私はエベレストを知っている。でも、実際のエベレストの世界を、彼が纏う空気を知らない。

私は水道橋を知っている。でも、実際の水道橋の世界は知らない。

私は日本という国を知っている。でも、実際全ての世界を覗いた訳では無い。

私の知らない、見た事のない空が拡がっているかもしれない。知らない空気が、人が、そこに息づいている。

お題『手放す勇気』

私には沢山手放さざるを得ないものがあった。
本当は手放したくなかった。
でも、私のそばにあるのはもっと良くない気がして、さよならした。
もっと泣いてわめけば、手放さなくてよかったのですか。

お題『光輝け、暗闇で』

光は周りが暗いほど、存在が際立つ。
そう、周りが暗いほど──目を引く。
蝋燭の光がゆらめくだけで、いやでもそちらに目を向けてしまう。
変化を求めるように。