〜愛情〜
「本当はこんなことしたくないんだよ、でもお前が言うこと聞いてくれないから…」
腹を強く殴られカヒュっと息が詰まる
その場で踞ったところにさらに追い討ちをかけるかのように足で何度も何度も蹴ってくる
毎日痛みに耐える日々
世間一般で言うDV彼氏のようなものだ
付き合いたての頃はまだ上手くいっていた
ご飯を作ってお風呂を入れて洗濯物を畳んでいる時に彼氏が帰ってくる
専業主夫のようなものをしていた自分は体が弱いため働くことが難しかった
家で家事をしてくれるだけでいい、お金は俺が稼ぐからと言うことで同棲を始めた
初めは…初めだけはとても幸せだったのに…
コホコホと噎せる
肉付きが悪いために骨ばった手
外に出ることが少なかったために人肌よりも白い肌
買い物に行くだけでも体調を崩すような弱い体
DVにも耐えられないこの精神
何もかもが弱々しいから…
近所のスーパーに買い物に来ると近くのママ友さんがよく集まっている
「あら、大丈夫!?その怪我!」
「あらあら、大変じゃないのよ、放っておいたらダメよぉ」
ママ友さんは優しい人ばかりで近所付き合いでよくお話してくれる
体が弱いということも知ってくれているから、買い物の時は荷物を持って帰るのを手伝ってくれる
「今日の夜ご飯なんにしよっか」
「そうだな、ハンバーグとかはどう?」
「いいじゃん!!じゃあお肉買いに行こう」
同じくらいの年齢のカップルが横を通っていく
ああいうのが…幸せや、愛情なんだろうな…
毎日の光景
殴られ蹴られ罵倒される日々
それでも、それが彼なりの愛だとは知っていた
付き合いたてでも彼が愛情表現が難しいという事が
でも、まぁ…僕だけを見ててくれるなら…僕は犯されても、殺されても幸せ、だなぁ♡
ニヤついた顔を手で隠す
今日も彼からのDVが楽しみだ♡
〜一言〜
初めてこう言う系のもの書きましたね、
DV彼氏とドM系彼女(彼氏)という設定は初めてでなんか新鮮です
最近はBL系しか書いてないですけど、名前使ってないので好きに妄想を広げて貰えたら楽しめるようになってるのでは無いでしょうか
知りませんけど
それではまた見てくださいね
Clock
〜落ちていく〜
ふと目が覚めると落下していた
何が起こっているのかさっぱり分からずぼーっとする
何故こんなことに?
重力に引っ張られて落下していく体をどうにもすることは出来ずに、ただただ落ちていく
状況を整理しよう…、何があった、
何故だろう
落下する前の記憶が思い出せない
どうしてこうなったのか分からないから何も出来ない
まず掴まれる場所がない、辺り一面真っ白
音も聞こえない
白い世界は体感では何十分と過ぎているはずなのにそこが見えない
どうしてだろう
落下してるのに落下してない、不思議な感覚だ
それでも、何故か落ち着く
ポタポタと何かが聞こえてくる気がするが気のせいだろう
また、静かに目を閉じる
次目覚めたらきっと大丈夫だろう
〜一言〜
すいません💦
最近時間無さすぎて手抜きで、すみません💦
Clock
〜キャンドル〜
上司からの小言、パワハラ、セクハラいつもこれに耐えて会社に出勤する
上に報告してもそんなものは無いと見て見ぬふりをされる
ストレスで胃に何も入らない
ひとくちだけでも戻してしまう
ちょっとした休日
ストレスを緩和させるためにアロマを焚く
それが1番の楽しみで癒しだ
ラベンダーのアロマキャンドル
最近はこれが一番お気に入りでリラックスできる
アロマを焚き目をとじる
それでも思い出すのは
〜はなればなれ〜
「お姉ちゃぁぁぁぁ!!」
崩れる崖の上
泣きながら私の手を掴もうとする妹
手をめいいっぱい伸ばし必死になって私のことを掴もうとする
瓦礫と共に落ちていく私
人生短かったなと言わんばかりに自分の死を悟った
「掴んで!!いやぁぁ!!お姉ちゃ!!お姉ちゃぁぁぁぁん!!」
必死こいて手をばたばたと振る
もう届かない距離で手を伸ばすことも諦めた
元気で……ね…
こぼれ落ちる涙が落下する速度と合わず上へと昇っていく
擦りむけて血が滲んでいる手を最後に振る
ゴンッと言う音と共に私の意識は薄れていった
村の生贄
私たちはどちらかが長になりどちらかが生贄となる運命を持った双子だった
長は長生きをする女が担う役目
生贄は主には男が行っていた
でも、長となる器を産む物が不吉な双子を産んだ
その結果生き残った方が長となる、そういう法ができた
双子で戦わせようという案も出たが、血を分けた姉妹だから殺し合いなんてできるはずもないと却下
それならと狩りをさせることに決まった
狩りは魔術を使ったもので行われ静寂の森で行われた
だが、本質は狩りではなくどちらか多くの男を殺せるのかというような残虐なものだった
妹は顔を青ざめさせ私の手を強く握った
カタカタと震える足に合う速さで歩く
森をぬけたところ、現在の長が審判を下すのだ
こんな、…こんなことして、許されるんですか…!!
声を荒らげる私とそれを蔑むような目で見てくる長
ヒソヒソと何かを話し始め私と妹は引き離された
「お姉ちゃ!!」
崩れそうな崖の上に連れてこられた私は抵抗しようとしていたがそれも遅く崖が2人分の重さに耐えられず崩れ落ちていった
薄れる意識の中ボロボロと大粒の涙をこぼす妹が頭に浮かぶ
最後…くら…い笑っ…てよ…
暗く深い森のような場所に意識が投げ出される
私たちははなればなれになった
今の村はどうなっているのだろう
妹は元気してるのだろうか
古びた書庫のような場所で私はひとりほっと息を吐く
はなればなれ…に、なりたくなかっ…たな…
ぽつりと落ちた涙は緑を深く黒く染めていく
〜今日の心模様〜
心の日記
20××年
○月×日
今日の心模様は晴れです
今日好きな人と付き合うことが出来ました
周りからもおめでとうと祝福されました
とても嬉しかったです
20○×年
×月○日
今日の心模様は晴れのち雨でした
好きな人と別れました
悲しくて泣きました
それでも好きな人とは顔を合わせなければ行けないのでとても苦しいです
20×○年
×月×日
今日の心模様は土砂降りでした
母親が事故で亡くなりました
とても悲しくて一日中涙が止まらなくて苦しくて息が出来ませんでした
20○○年
○月○日
今日は空が赤かったです
そして今はとても眠いです
体の節々が痛くて何も感じ取れません
とりあえず眠いのでおやすみなさい
20△○年の△月○日
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