モノクロの世界に白黒付けて、
灰色をなるだけ排除しようとしたって、
無駄な気がするのに、自分がすっきりするから二分する。
なのに、突出したり、異端になるのはみんな苦手でしょ?
ここで考えるんです。
初めてモノクロの世界に色を付けた人のことを。
初めて赤色を付けた人は、きっと特別情熱的だった人。
初めて青色を付けた人は、きっと特別理性的だった人。
初めて黄色を付けた人は、きっと特別希望に満ち溢れてた人。
初めて緑色を付けた人は、きっと特別若かった人。
初めて紫色を付けた人は、きっと特別おしゃれだった人。
初めて茶色を付けた人は、きっと特別歳を重ねた人。
そうやっていろんな色が付けられてって、
世界は分類されるようになった。
色を生みやすくなった。
でも反対に色を濁すようになった。
自分用のパレットくらい持ってようよ。
どうせ誰も踏み込めないんだから。
「永遠って、物質的にはないけど、一応あるとは思うの。
永遠に愛することもできるし、
永遠に縛り付けることもできるし。
だから、私は永遠の想いを繋1日1日いでこうって思うの。
大切な人みーんなに、想いを伝えていきたいの。
人の想いは永遠で、人の愛は永久だって言うじゃん?
私それ信じてるから。」
急に命はカタチを変えるから、諦めたり、諦められなかったり。
永遠ってものを信じてるのに、それが見えないから、
こんなに辛くなるんだと思う。
逆に永遠に向かう立場になったら、吹っ切れるもんなのかな?
あんたの大切な人に私は含まれなかったのか、
それとも、むしろ大切だったから、何も言わなかったのか。
一生分かることはないだろうけど、
永遠に分からないことはないと思うから、信じるね。
そこにはない、永遠ってものを。
あんたが信じてた、永遠の想いってものを。
星空を見てたら怖くなったんです。
もしこの真っ黒な世界に吸い込まれたら。
もしこの広い世界に放り込まれたら。
もしあの無数の星に生まれ変わったら。
そんなことを考えたら無性に怖くなってしまったんです。
星は好きです。綺麗だから。
宇宙も好きです。面白いから。
でもたまに怖くなるんです。
自分ってちっぽけだなぁとか、
自分って弱いなぁとか、
自分ってなんなんだろうなぁとか、
そんなことを考えてしまう日が少なからずあるから。
でもそんなときに見つけたんです。
頭の真上から地平線に向かって流れる彗星を。
カメラでちょうど写真を撮っていたから、奇跡的に写り込んだんですけど、
もったいなくて捨てました。
私の暗くなった心にちょうど光をくれたみたいだったから、
誰にも見せたくなくて捨てました。
もし写真、欲しければ言ってください。
私の言葉で差し上げます(笑)