モノクロの世界に白黒付けて、
灰色をなるだけ排除しようとしたって、
無駄な気がするのに、自分がすっきりするから二分する。
なのに、突出したり、異端になるのはみんな苦手でしょ?
ここで考えるんです。
初めてモノクロの世界に色を付けた人のことを。
初めて赤色を付けた人は、きっと特別情熱的だった人。
初めて青色を付けた人は、きっと特別理性的だった人。
初めて黄色を付けた人は、きっと特別希望に満ち溢れてた人。
初めて緑色を付けた人は、きっと特別若かった人。
初めて紫色を付けた人は、きっと特別おしゃれだった人。
初めて茶色を付けた人は、きっと特別歳を重ねた人。
そうやっていろんな色が付けられてって、
世界は分類されるようになった。
色を生みやすくなった。
でも反対に色を濁すようになった。
自分用のパレットくらい持ってようよ。
どうせ誰も踏み込めないんだから。
9/29/2025, 11:58:44 AM