キツネ

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4/1/2024, 11:40:21 PM

#11

今年のエイプリルフールは友人の嘘に協力した。その友人は、いわゆるネッ友というもので(以下、Aとする)、とあるSNSを通じて仲良くなった。私たちの共通のネッ友(以下、Bとする)に嘘をつこうということで、協力した。嘘の内容は、「Aが、私たち3人の知り合ったきっかけであり、唯一のつながりであるSNSをやめようと思っている」というものだ。Bは綺麗に騙された。それからBはその場で思いついたAの嘘に全て引っかかり、きっとBは一人暮らしとかできないタイプだな、私は笑いを堪えながら思った。

(テーマ:エイプリルフール/キツネ)

3/29/2024, 10:33:11 PM

#10

『最高のハッピーエンドだ!』
先輩が書いた台本を読んだ時、初めに思ったのはこれだった。私はこの台本で何かを演じる予定はなかったが、演者の1人が風邪をひいてしまったため、急遽私が出ることになった。大会2週間前に言われたものでかなり驚いたが、大会まで時間もないので急ピッチでなんとか仕上げた。幸い、出られなくなった子のセリフの確認を手伝っていたので、ある程度セリフは頭に入っていた。中々イメージしずらい役だったが、先輩方の助けもあり、様になってきた。そうやって迎えた大会当日。ものすごく緊張した。観客席を見れば固まってしまうのではないかと思うほど、全身に感じる視線。それでもなんとか自分の役を演じ切り、結果発表。県大会には進めなかったが、賞には入れた。これも、ハッピーエンド?

(テーマ:ハッピーエンド/キツネ)

3/29/2024, 7:32:54 AM

#9

見つめられると、ドキッとする。
「私何かしたかな…」「顔になんかついてる?」「相手に何か変化があったのかな」など…この場合のドキッとは、恋の予感とか考えている余裕など私には無いので、本当につまらない女である。私は良くも悪くも、あまり人(自分も含めて)に興味が無いので、「察する」というのが中々できない。「見られてるなぁ」と思いつつその理由をあれこれと考えるが、それがさっぱり分からない。相手の髪型などに変化があったとしても多分気づけないだろうし、自分に何かがあったとしてもそれもまた気づくのはかなり難しいだろう。ここまで長々と書いたが、要するに、
『直接言って欲しい。』これに尽きる。自分で考えてもわかるわけのないことについて悩むなんて言うものすごく無駄で不安な時間を過ごしてしまう。
最悪の場合眠れない。宿題もできない。ワガママだな〜と思いつつそんなことを考えていると、母からの視線を感じる。流石にこれは察せるよ。宿題しなきゃ。

(テーマ:見つめられると/キツネ)

3/26/2024, 10:22:26 PM

#8

自分に無いものを全て手に入れたとして、私は私のことを好きになれるのだろうか。『何も無い自分』に憧れてしまうのだろうか。自分からは遠い存在に憧れるのは人間として正しいのかもしれない。でもだからといって自分がそれより劣っているとは限らないのだ。今の自分を誇れるようになりたい。

(テーマ:ないものねだり/キツネ)

3/25/2024, 11:03:26 PM

#7

『好きじゃないのに』塾に通い始めた時、まさにこの感情だった。勉強なんて好きじゃない。むしろ嫌いだ。でも、塾に行くのはあまり嫌ではなかった。それは多分、私の知らないことに出会える。新しい知識を身につけられる塾という場所に少しワクワクしていたからだと思う。初めて習うこと、今まで習ったことを少し応用を効かせれば理解できること、それら全てに少なからず感動していたのは事実で、嬉しかった。勉強なんて好きじゃないのに。嫌いだったのに。いつの間にか私は、学ぶことが楽しくなりつつあった。面倒臭がりで投げやり気味な私をこう思わせてくれた塾の先生には感謝している。

(テーマ:好きじゃないのに/キツネ)

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