銀の人

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6/26/2024, 10:55:10 AM

君と最後に会った日

⚠️注意⚠️
死ネタ
苦手な方は見ないでね💦

「なぁ…。そろそろ帰ったらどうだ?明日も早いんだろ?」
俺がそう言うと君は、『もうそんな時間なの〜まだ仁君と一緒に居たいよ〜』
そう言いながらも、君は立ち上がって玄関に向かう。
俺は君を玄関まで見送る事にした。
君はグダグダ文句を言いつつ、靴紐を結び立ち上がった。君は寂しそうに俺の方を向いて言う。
『また来てもいいよね?』
俺は迷わず答える。
「勿論だよ。何時でも来ていいよ。まぁ俺が空いてる時にな?」
そう言って、俺は君に口付けをする。
普段俺からしないから、少し赤面している君が愛おしい。「じゃ、またな」
そう言って君を送り出した。

居なくなった後、俺は準備を済ませる。
俺はシャワーを浴びて、君がくれたお気に入りの服を着る。身体に付いた跡を隠すため…。
そして目元の隈をファンデーションで隠す。
一通りの準備を済ませ、鏡で姿を確認する。
「……うん。大丈夫……。今度こそ上手くいく…。」
そう言って俺は棚から瓶を取り出す。
中身を取り、口に含み飲み込む。

俺の視界がだんだん狭くなっていく。
身体に力が入ら無くなっていく。

嗚呼…今日が

“君と最後に会った日‘’

になってしまったな。

さようなら…

6/25/2024, 12:45:20 AM

1年後

1年前の自分は周りに合わせて生きてきた。
自分だけが浮かないように、周りに迷惑をかけないようにって。
そうすれば、周りと馴染めるような感覚を覚えたから。
だけどね...それはもう辞めたんだ。
自分が自分じゃ無くなりそうになるし、個性が作られてしまうから。
それのせいで、“俺”の周りから人が居なくなった。
たがいなくなった代わりに、俺に見合った仲間が出来た。
俺の周りに集まったヤツらは、訳ありなやつばかりだが、楽しく過ごせている。

嗚呼...やっぱり人は1年後には変わるんだな...。

6/24/2024, 5:47:46 AM

子供の頃は

子供の頃約束した記憶なんて、すぐに忘れてしまう。
絶対忘れないなんて誓うけれど、やっぱり子供には難しい事に過ぎない。俺も約束した事はもう覚えていないだろうな。ふとした瞬間に思い出して消えていく。
儚いものに過ぎない。
あれ…何か思い出しはずなんだが…消えてしまった。

6/21/2024, 3:23:26 AM

あなたがいたから

もう死にたいよ...。
俺は君がいたから生きていけた。
「ハハッ…何やってるんだろうな俺は…」
自分しかいない部屋の中、かわいた自身の声が反響して戻ってくる。
数日前までは君がいて、笑顔溢れた暮らしをしてたのにね。

6/14/2024, 3:21:27 AM

あじさい

花屋で紫陽花を買う
君の好きな花
カフェに行って、珈琲を買う
君の家に行く
合鍵を使って、中に入る
相変わらず君の部屋はものが少ない
俺は買ってきた珈琲を飲む
もう君のもとへいってもいいかな?

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