銀の人

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3/27/2024, 11:28:42 AM

My Heart

僕は趣味で小説を書いている学生。
今日も今日とで小説を書いている。
だけど、毎回同じ様なシュチュエーションだし、書くジャンルが同じ様なものになっているため、ネタが思い浮かばない。
僕が書く小説は毎回暗めの小説なため、今回書く小説は少しでも明るいものにしようとしていたが、僕は悲観主義者のため明るい小説が書けない。
毎回書いていたのは、悲観的なものばかりなので人には見せられないものだ。
何も思いつかないため、ネタを探そうと思い学校にある図書室に向かう事にした。

図書室に着くと誰もいなかった。
まぁここの学校は図書室が2つあり、この第1図書室はあまり使われていない。そのためこの第一図書室に来るのは、読書ガチ勢か勉強ガチ勢のような人達や、僕のような変な奴が来るぐらいだ。
今日はたまたま人が居ない時間帯なだけで、本来はさっきのような人達がチラホラいる。
(まぁ...僕ぼっちだから関係ないけどね...。)
なんて思いながら、ネタになりそうな本を探していると、ある1冊の本に気がついた。
僕はその本を手に取りタイトルを見た。
その本のタイトルは“My Heart”と書いてあった。
外国の本なのかな思いながら、作者名を探しても書いてなかった。
(誰か置いていったのかな?)と思いながら内容を読んでみた。日本語で書かれていたため、タイトルだけ英語なんだと思った。
本の内容は

主人公が自身の奏でる音楽が他人と違う事に、躊躇いを持って音楽を辞めようとしているが、ある人に出会ってから自身の音楽について、もう一度奏でようとするという物語

僕は気づいたら時間を忘れその本に没頭していた。
読み終わった時には2時間くらい経っていた。
僕はその本を司書さんに頼んで、1週間借りることにした。

家に帰ると僕はその本を何周も読んだ。
なんとなく今の自分に似ているなと思いながら、読み進みていた。
読み終わったのでまた読もうとした時に、僕は思いついた。
本当に今書きたい小説はこんな感じだと。
僕は急いで机に向かって座り、愛用のパソコンを開き、小説を書き始めた。
気づけば小説を書くことに夢中になっていたのもあり、5時間くらい経っていた。
でも、僕の中で一番いい小説が書けたことは嬉しかった。
僕は何となく、その本にありがとうを言った。
そしたら、その本が何となく開いた様な気がした。

3/26/2024, 11:18:08 AM

ないものねだり

アイツは幸せで羨ましい。
幸せな家庭で過ごして、誰からも愛される。
たまに失敗するけれど、そこが良いと言うやつもいる。
しっかり相手のことも理解して、話を進めたりする。
オレには出来ないこと、無理な事をやり遂げる。
羨ましいな......。

アイツみたいになりたかった。


彼が楽しそうで羨ましい。
周りから信頼されていて、誰もが彼の元に行く。
たまにやらかしをするけど、笑ってやり過ごす奴もいる。
相手の事を理解しているから、誰でもすぐに打ち解ける。
僕には出来ないものは、彼が成し遂げる。
羨ましいな......。

彼みたいになりたかった。

3/25/2024, 10:29:30 AM

好きじゃないのに

『俺は好きなのにな』
なんて言葉が脳裏に焼き付いている。
好きじゃないのに......
お前の事なんて好きじゃないのに......
お前なんか......
だんだん自分の気持ちに気づいてしまっている。
その場にへたりこんで、赤い顔を隠すことしか出来なかった。

3/4/2024, 11:00:10 AM

大好きな君に


今日こそ

今日こそ

私の大好きな君に伝えたい

僕の大好きな君に伝えたい

「大好き」って

「別れよう」って

「ずっと一緒にいたい。」って

「もう一緒にいられない」って

この気持ちを知って欲しい

こんな気持ちを知られたくない

照れてる顔がみたいのに

悲しんでる顔なんて見たくないのに




伝えられない

2/23/2024, 11:03:56 AM

Love you

「𝐼 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑦𝑜𝑢......」
そう呟いても君は僕の方なんか見ない。
いくら君にアプローチしても、
鈍感な君は気付かない。
そうだもんね。君には好きな人がいるもんね。
幼馴染みの僕より、
クラスで人気な彼奴が好きだもんね。
僕は彼奴に勝てないから、君の恋を応援するよ。
君の恋が実ることを願うよ。
でもこれだけは言わせて
「......ILovedYou」

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