哀愁をそそる
「やっぱり、こういう本ダメなんだよなぁ...。」
そう独り言を零す。
僕は今大学生だ。今日は休日を活かして趣味の読書をしている。特に好きなのは《哀愁をそそる》様な小説が好きなんだが、やっぱりすぐ悲しくなって、先が読めなくなる。
今日は、たまたま棒書店に行き今話題の小説を買って、家で読んでいるがやっぱり泣いた。
すぐ泣いた。
今度この小説のドラマ化がされるので見ようと思う。
予想だがすぐ泣きそうで怖いが、楽しみだ。
鏡の中の自分
「ねぇ....。なんでそんなにないているの?」
レイは何も言わない。そんな例を見て私は言う。
「レイを虐めるやつなんて、此処には居ないよ。
例え、レイが色んな人から嫌われても、私はレイの事嫌いにならないよ。」
そう言うとレイは顔を上げ私を見た。
「ほら綺麗な顔が涙だらけだと、折角可愛い顔で生まれてきたのに、台無しになるよ。」
私はレイと手を合わせた。
それに応えるように、レイも手を合わせた。
「ね?どんな時も私はレイの味方だよ。」
レイは頷いた。
真っ暗な部屋の中
1人の女子が鏡の前で何かを言っている。
それは《鏡の中の自分》にずっと語りかけている。
《レイ》は学校で虐められて以来ずっと、部屋に篭もり夜になると鏡の中の自分を慰めるように喋り続けている。
レイは《レイ》の前では正義のヒーローでありたいと思っているかもしれない.......。
眠りにつく前に
小さい頃は、お母さんが眠りにつく前にえ本を読んでくれました。寝るのが怖い私のために、毎日違う絵本を読んでくれました。
絵本を呼んでもらっている時に、眠ってしまうことが、多々ありました。
ですが、それのお陰で悪夢を見ないことが多かったです。
今は私が子供たちに読んでいる側です。
お母さんは数年前に他界してしまいました。
それでも私はめげずに、毎日を楽しく謳歌しています。お母さん見てる?そんな言葉をここの中で呟きました。
おや?そろそろ時間のようです。
子供たちに絵本を読んできます。
ではまたどこかでお会いしましょう。
永遠に
「永遠に愛しているよ」
そんな言葉知らない
知りたくもない
なんでそう思うの?
だって《永遠に》って
言葉は永遠じゃないから
絶対《永遠》だよ?
それが、永遠じゃないから
いつかはお互いを
忘れてしまう
だから《永遠に》って言葉はないんだよ
理想郷
自分だけの理想郷欲しい?
なんでそう思うの?
だって自分だけの理想郷
あったら、
幸せになれるんだよ?
いらないよ
そんな理想郷
なんでいらないの?
欲しいでしょ?
自分だけの、自分が望んだら
自分のしたいことが
出来るんだよ?
欲しいよ。そりゃぁ
だけど、
今の世界があってこそ
僕が居るんだからさ
ふぅん
だから君......いや
《理想郷》君自体は
世界の誰もが欲しがる
でも
皆で造る《理想郷》
が1番いいだろ?