友達
友達って沢山いる人が素敵な人ですか。
それとも
友達は少ないけれど、
一人一人を大切にできる人が素敵な人ですか。
どちらも素敵な人だと思いますよね。
だけど
今いる友達は心から友達って言えますか。
本当はお互い嫌いな一面もあるともいます。
それは生きてる人誰でもそう思います。
ですが
互いを認められる存在が1番だと思います。
互いが互いに、自分に合わせようとして傷つけ合う
事なんてせずに
互いが互いに尊重出来ると1番良いですね。
いかないで
僕は今彼女を見ています。
彼女は僕の婚約者でした。
将来は確実に僕と結婚すると言うぐらい、僕たちは愛し合っていました。
そんな彼女は今涙を流している。
僕は、そんな彼女の頭すら撫でられない。
むしろ触れられないと、言った方が正しい。
-数年前-
「ねぇ、将来は絶対__君と結婚するんだ。」
彼女は僕に言った。
僕は彼女が好きな、青紫色の桔梗の花束を渡した。
彼女は嬉しそうに花束を受け取った。
「嬉しい....。絶対大切にする。」
彼女はやっぱり、青紫色の桔梗が似合う。
「僕も将来はやっぱり貴方と結婚したいです。」
《本当に....
幸せな時間は長く続かないものなんですね》
-数年後-
僕は現代の医療では難しいと言われている病気になってしまいました。
しかもその病気は何も感じので、かなり進行していたみたいです。
僕は雷に打たれたような気持ちになりました。
まず彼女にどう伝えようか
家族にどう言えばいいのか
義両親にも
そのような思考がグルグルと頭の中で渦を巻いていました。
僕は彼女、家族、義両親に、主治医に言われた事を正直に言いました。
彼女は泣き崩れ、家族は絶望した顔をし、義両親は顔を真っ赤に染めていました。
お義父さんは僕の顔に一発平手打ちをしました。
僕と彼女と家族は何が起きたか一瞬分かりませんでした。お義父さんは僕に言いました。
「お前はそんな奴だったのか!自分の体の異常に気づかんとは!娘も大切だが、お前も大切な息子なんだ!」
お義父さんのその一言で涙が出ました。
こんな僕でも、出来損ないの僕でも認めてくれる人がいる事が嬉しかったです。
その後は正直覚えていません。
覚えている事は、毎日彼女が来てくれたり、家族・義両親が来てくれました。
ですが、僕の病気の進行が早いのか、僕は日に日に痩せていきました。
他にも髪が抜けたり、血を吐いたり等がありました。
僕は最後の日彼女と少し話をしました。
「ごめんなさい....。こんな人で....。君は僕の事を忘れて、他の人と幸せな人生を送ってほしい....。」
彼女は嫌だ!なんて言っていました。
彼女は暫く黙っていたが、消え入るような声で言った。「....来世では絶対....一緒がいい....。」
僕は嬉しさに涙が出た。「勿論....です....。」
僕と彼女は指切りをした後に、僕は息を引き取りました。
僕は意識が遠のく中でこんな声が聞こえたような気がしました。
「私を置いていかないで」
青紫色の桔梗の花言葉
《永遠の愛》・《変わらぬ愛》
どこまでも続く青い空
僕は今高校2年生
今授業中
今日は進路について考えている
僕はやりたい事なんてない
授業中窓の外を
見てぼんやり見ていると
先生が僕の頭を小突く
「そんなぼんやりしてて良い将来にならんぞ!」
そんな事を言われた
やりたい事なんてないのに
昼休みの時
屋上に行って
空を眺めた
僕は持って来た
白い紙を紙飛行機にした
そしてあの空に向かって飛ばした
どこまでも続く青い空
に向かって紙飛行機は
一直線に飛んで行った
衣替え
もう何回目の衣替えなんだろう
成人した事を機に
一人暮らしを始めた
そう思いながら衣替えの準備をする為に
物置部屋から
冬服が入ったダンボールを取り出した。
衣替えをしながら思い出に浸っていた
子供の頃は親と一緒に衣替えをしていた
「これ着る?」「これはもう要らないでしょ?」
なんて言われながらやってたな
そう思いながら夏服をダンボールにしまい
冬服を出してクローゼットにしまった
夏服が入ったダンボールを物置部屋に片付け
珈琲を淹れ一息ついた
そろそろ実家に電話しよう
思った今日このごろ
声が枯れるまで
「•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*........」
ねぇ
いつまで
貴方に歌を歌い続ければいい?
声が枯れるまで歌い続ければ
いつかはこの声に応えてくれるの?
起きないって事は分かってるよ
だけど私は
貴方が好きだから
貴方がたとえ起きなくても
貴方が夢の中でも迷わないよう
歌い続けさせて?
声が枯れるまで歌い続けるね