どこまでも続く青い空
僕は今高校2年生
今授業中
今日は進路について考えている
僕はやりたい事なんてない
授業中窓の外を
見てぼんやり見ていると
先生が僕の頭を小突く
「そんなぼんやりしてて良い将来にならんぞ!」
そんな事を言われた
やりたい事なんてないのに
昼休みの時
屋上に行って
空を眺めた
僕は持って来た
白い紙を紙飛行機にした
そしてあの空に向かって飛ばした
どこまでも続く青い空
に向かって紙飛行機は
一直線に飛んで行った
衣替え
もう何回目の衣替えなんだろう
成人した事を機に
一人暮らしを始めた
そう思いながら衣替えの準備をする為に
物置部屋から
冬服が入ったダンボールを取り出した。
衣替えをしながら思い出に浸っていた
子供の頃は親と一緒に衣替えをしていた
「これ着る?」「これはもう要らないでしょ?」
なんて言われながらやってたな
そう思いながら夏服をダンボールにしまい
冬服を出してクローゼットにしまった
夏服が入ったダンボールを物置部屋に片付け
珈琲を淹れ一息ついた
そろそろ実家に電話しよう
思った今日このごろ
声が枯れるまで
「•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*........」
ねぇ
いつまで
貴方に歌を歌い続ければいい?
声が枯れるまで歌い続ければ
いつかはこの声に応えてくれるの?
起きないって事は分かってるよ
だけど私は
貴方が好きだから
貴方がたとえ起きなくても
貴方が夢の中でも迷わないよう
歌い続けさせて?
声が枯れるまで歌い続けるね
始まりはいつも
俺は最近色々と上手くできない。
せっかく憧れの俳優になれたのに、演技がなってないとか、キャラクターの感情が引き出せてないとか、色々言われてメンタルもボロボロだ。
こんな売れない俳優なんていらないもんな。
もう俳優辞めようかな....。
僕は最近上手くいきません。
小説を書くのが好きだから小説家になったのに、売れない。編集者に物語がなってない、こういうストーリーは在り来りすぎてつまらん、とか言われ続けて、心はボロボロになりました。
売れない小説家とかいらないですよね。
もう小説家辞めましょうか....。
俺は暫く休みを取り、ガキの頃よく行ったあの場所に行こうと思った。
「よくアイツと夜家から抜け出して、あの丘で夢を語ったな」と呟きながら夜の町を歩いた。あの丘を目指して。
僕は暫くの間休みを取り、子供の頃よく行ったあの丘に行こうと思いました。
「子供の頃..よく家を抜け出して、あの場所に行き将来について語りましたね。」そんな独り言を漏らしながら、あの丘を目指した。
俺はガキの頃を思い出しながらてっぺんを目指して歩いていたら、向こうから誰か歩いてきた。
《えぇ...。こんな時間に来る人いるのかよ..。》
そんなことを思っていたら、俺のよく知った顔がこっちを見て驚いていた。俺もつい声を出してしまった。「もしかして...Rか!」向こうは俺の声を聞いたら嬉しそうに答えた。
「はい!貴方はSさんですね。」
僕は思い出に浸りながら歩いていたら、向こう側からブツブツと独り言を言っている声が聞こえました。僕は彼の顔見た瞬間あの頃に戻ったような感覚がしました。驚いていると彼は僕に言いました。
「もしかして...Rか!」その声に嬉しそうに答えました。「はい!貴方はSさんですね。」
暫く2人は今どんな事をしているのか、星の輝く丘の上で時間を忘れる程語り合っていました。
「まさかRは小説家になっていたとはな。」
「そういうSさんは憧れの俳優になりましたね。」
「お互い上手くいってないって、仲良しかよ笑」
「いいじゃないですか。僕ららしくて。」
「そうだな。あの頃は夜にここ来て親に怒られたもんな。」
「そうですよね。何してんだって。」
「そういえばRはいつまでここに居るんだ?」
「今日までなんですよね...。ここまで来るのに結構な日数経ってしまいました。」
「お!奇遇だな。俺らってここまで似るか笑」
2人は暫く黙っていましたが、SはRに言いました。
「あのさ!昔みたいにあれやろうぜ!」
最初Rは何を言っているのか分からなかったみたいですが、思い出したようです。
「いいですね!またこの場所で、出会える楽しみを作りましょう!」
2人は子供の頃に戻ったような笑顔で言いました。
「いくぞ!」そうSの合図で2人は言いました。
「始まりはいつもこの場所から!」
そうこの言葉は2人が子供の頃からの合言葉なんです。もしお互いが離れ離れになっても、そしてこの場所でまた2人で会えるように、という意味で作られました。
お互いの帰路に向かって歩み出そうとした時
Sがふと振り返りRの背中に向かって言いました。
「R!今度はもっと上に行ってから会うぜ!
それまでくたばるなよ!」
「はい!Sさんもまた会える日までに
くたばらないでください!」
SとRはまた会える日を目指して、
それぞれの未来歩みだした。
すれ違い
私には好きな人がいる。
私とは真逆の存在の彼。
高身長、陽キャ....。
上げていったらキリが無いぐらい、真逆の人。
いつも移動教室の時に廊下とかですれ違うから、だんだんと目で追っていたりしていた。
告白なんて出来ないけど、いつかはちゃんと面と向かって告白出来ればいい。
彼は今高3だから、卒業するまでに....。
俺には好きな人がいる。
俺とは真逆の人だ。
低身長、陰キャ....。
数え切れないほど、俺と反対の人。
俺がいつも、友達と一緒に移動教室の時にすれ違う。
その子が一人でいて、いつも寂しそうな表情をしているから、だんだんとその子を目で追っていた。
いつかは話をしてみたいけど、話しかける勇気を持っていない自分が嫌いだ。
その子は高2だが、俺は高3。
卒業する前には、その子に話をしてみたい。
卒業する前には....。
「ちゃんと告白しよう。」
「話を聞いてあげよう。」