幸せとは
人それぞれ。
私の幸せがあなたの幸せとは限らない。
美味しいものを食べた時。
お腹が満たされるだけでなく、心がホッコリする。ああ、幸せだ。
あなたと結婚できて本当に幸せです。
付き合い始めて5年になるが、私の愛はあなたに出会った時から変わらい。
今日、私は母になった。シングルマザーだけれどやっとこの子に会えて幸せ。
いいえ。ママと幸せになろうね。
希望の学校に合格した。これからも勉強頑張っていい仕事に就きたい。金を儲けて幸せになってやる。貧乏はもうイヤだ。
どんな事を幸せと感じるかは人それぞれ。
さあ、幸せを探しに行こう。
あなたも必ず見つけることができるから。
日の出
朝日が昇る。
1月1日の日の出は初日の出だ。ここ何年かは、海外にいたため日本で迎えるお正月は久しぶりだ。
寒い中、近所の海岸へ歩いていく。
海岸では焚き火がたかれ、近所の人たちが何人か集まってきていた。
「やあ。久しぶり。いつ帰ってきたの。」
高校の担任だった先生に会った。懐かしい気持ちで一杯だ。日本に帰ってきたんだと改めて思った。
海岸線がだんだん明るくなってきた。
日の出だ。
朝日を見ているとなぜか涙が出てきた。温かい朝日に照らされて新年を迎えると心が洗われるようだ。
海外にいる時は、日本の朝日は夕焼けで日の入りとなる。
これはこれで今年の終わりを感じ感無量だったが、帰ってくれば、来たで新しい年を迎えられて清々しい。
日本の日の出は海外の夕焼けのこともある。地球は丸い。回っている。
来年も日本でお正月が迎えられるように
仕事を探して生活できる基盤を作ろう。
海外に逃げるのは辞めだ。
今年の抱負
怒らないようにします。
家の中がおもちゃで溢れているのに子供たちは片付けようとしない。その横で旦那はスマホゲームをしているだけで注意しない。
あー。イライラする。
いくら片付けるように言っても片付けない。部屋が汚れる。落ちている小さなおもちゃを踏むとマジで痛い。片付けなさい。いつも言ってるでしょ!
スマホゲームばかりで家事を全くしないくせに文句ばかり言っている旦那。子供に片付けるように注意しなさいよ。
あー。イライラする。
これ怒らずにいられますか。
でも、今年の抱負は怒らないと決めた。
怒らない。怒らない。
もー。無視するか。
怒らないから調子に乗ってるのか。
怒らない。怒らない。
呪詛として飛ばしてやろうか。
怒らない。怒らない。
もはや呪文だ。
怒らない。怒らない。
「ママ。怒ってる?」
「怒ってないよ。でもね。ママが言うように片付けてくれないとママ悲しいなぁ。」
「ママ悲しいの。泣き虫さんになる」
「悲しい〰️。片付けてくれる。でないとママ、泣き虫になちゃう。」
「ママ可哀想。ぼく、片付ける。ママ泣かないで。ごめんなさい。」
怒らなくても片付けくれた。
今年の抱負クリアー。
「ママ、顔怖いな。どうしたの。」
何がどうしたのだ。お前が注意しないからだろ。
「ゲーム楽しい?でも、あなたの回りおもちゃだらけだよ。ゴミ屋敷みたい。」
「え!あーあ。本当だよ。お前ら片付けしろよ。足の踏み場がなくて、パパがトイレにいけないぞ。」
おお。注意した。怒らなくてもちゃんと注意してくれた。
言葉のかけ方1つで怒らなくてもイケるかもしれない。
怒らないように頑張ってみよう。
怒らない。怒らない。
今年の抱負です。
新年
新しい年の幕開けだ。
今までが雑だった訳ではないが、今年は丁寧に生活していきたい。
自分の人生を攻めていくのもヨシ。
流れに身を任せる人生もありだ。
でも、丁寧って何だろうか
少なくとも、今日やると決めたことは1年間やり遂げたい。
続けられない時もあるかもしれない。
それでも丁寧に生活できるように努力はしてみよう
良いお年を
宇宙世紀000597年も今日で終わりだ。
今年、我々の部隊がスクランブル発進をした回数は、1年に150回を超えている。汚染された自分たちの星を捨て、新たに住める星を探す旅に出た我々は宇宙から見たら侵略者にほかならない。
だか、我々の旅も3年が過ぎ、皆に疲れが見え始めていた。
「あ。隊長!お疲れさまっす。」
「お疲れさま。今日くらいは静かに過ごしたいものね。」
「そうすっね。敵さんのカレンダーも大晦日だといいんすけど。どうすっかね。交代の時間っすよ。」
「ありがとう。」
「スクランブルがあっても、偵察くらいなら俺たちでやっておくっすよ。隊長はゆっくりして下さい。」
「ええ。良いお年を」
自分に与えられた部屋の窓から外を見れば、暗い宇宙が遠くまで広がっている。
いつか、生まれ育った星と同じ青空を見たい。