好きな本
今まで読んだ中でのトップ3を紹介します!
人間/又吉直樹
最初は芸人の人が書いた小説、という興味本位で買った本でした。読んでいくうちに妙なリアル感に引き込まれていって、なかなか分厚めの本でしたがすぐに読み終えた気がします。人間味のある登場人物たちがとてもいいなと思った一作です。
少女/湊かなえ
湊かなえさんは僕の一番好きな小説家です。母におすすめされて読みました。ちょうど登場人物と同年代位の時に読んだので、思春期の感傷的な情緒に同感した一作です。最初の 遺書〈前〉から始まり最後に全ての真実を知ることになる、と言うところがすごく好きです。毎回湊さんの小説には驚かされています。
親愛なるあなたへ/カンザキイオリ
元はボカロPとしてのカンザキさんしか知らなかったのですが、小説を本屋で見かけて衝動買いしました。とにかく最後のどんでん返しが凄いという印象です。後半になるにつれ過去と現在が繋がっていくのがとても面白いです。登場人物たちと自分の共通点があり、とても惹かれる作品でした。読み終わったあとの喪失感で心が苦しくなります。けれどもそれでも読む価値のある一作だと思います。
オワリ
忙しいと本を読む時間すら取れなくなると思いますが、これを機に本を読むきっかけになればと思います。
あいまいな空
赤、橙、紫、青、夕方の空は様々な色に変わっていく。僕の心も毎日色んな色に変わっていく。色んな環境、色んな人間と関わり合いながら変化していく。
バイト帰り、朝から働いたあと帰路に着く。車が1台通れるだけの路地に、歩く猫と鮮やかな橙。梅雨の時期に珍しく雲のない空。憂さ晴らしに海でも行こうか。広く澄み渡る夕空に僕の心も晴れたようだった。
オワリ
夕空を見ると写真を撮りたくなりますね。暑いの苦手なので早く秋になって欲しいものです。
あじさい
梅雨の時期になると通学路に咲く紫陽花。雨に降られながら可憐に咲く紫陽花の変化を目にしながら、憂鬱な学校までの道を歩く。嫌なはずの学校を少し好きになれる瞬間である。雨によって姿を変える紫陽花は、小さな花弁を一生懸命に集め寄せた健気さに良さがあると思う。藍色の空にピンクの花びら、どうか長くその様を見させてくれまいか。
オワリ
雨は嫌いだけど、傘に雨が当たる音は好き。アタマイタイ
好き嫌い
スキ、キライ、スキ、キライ、スキ、キライ......
キライ
花占いなんて当たんないよねー笑 バカバカしい!
嫌われてるはずないよ、多分
所詮はただの同級生、目で追うだけしかできない高嶺の花。河川敷で花と川の流れを眺めながら、夕焼けチャイムを聞き流す。明日スキになったら告白しよう。
オワリ
短ぇ、難しぃ、多分初女の子主人公。僕の中のピュアな心が出てしまいましたな照
街
いつもと変わらない風景。何不自由ない生活。路地にいる猫を眺めながら、自身の生きる意義について考える。
昔は夢があったはずなのに、時間に追われてなんにも考えつくことが出来なくなっていた。
「はぁ、疲れたな、」もう死んでしまおうか。
最後に親友にでも電話してみよう。
「もしもし」
「おひさー○○」
「げんき?」
「おう!げんき、てかこの後暇?」 「え?」
「飯食い行かね?」
明るく呼びかける親友の声。不覚にも涙がでた。深夜になって食べるラーメンは暖かかった。
オワリ
今回は初めてセリフをつけてみました。楽しかったです。僕の文章お気に入りしてくれるの嬉しいです、自己肯定感上がります。ありがとうございます。