あじさい
梅雨の時期になると通学路に咲く紫陽花。雨に降られながら可憐に咲く紫陽花の変化を目にしながら、憂鬱な学校までの道を歩く。嫌なはずの学校を少し好きになれる瞬間である。雨によって姿を変える紫陽花は、小さな花弁を一生懸命に集め寄せた健気さに良さがあると思う。藍色の空にピンクの花びら、どうか長くその様を見させてくれまいか。
オワリ
雨は嫌いだけど、傘に雨が当たる音は好き。アタマイタイ
好き嫌い
スキ、キライ、スキ、キライ、スキ、キライ......
キライ
花占いなんて当たんないよねー笑 バカバカしい!
嫌われてるはずないよ、多分
所詮はただの同級生、目で追うだけしかできない高嶺の花。河川敷で花と川の流れを眺めながら、夕焼けチャイムを聞き流す。明日スキになったら告白しよう。
オワリ
短ぇ、難しぃ、多分初女の子主人公。僕の中のピュアな心が出てしまいましたな照
街
いつもと変わらない風景。何不自由ない生活。路地にいる猫を眺めながら、自身の生きる意義について考える。
昔は夢があったはずなのに、時間に追われてなんにも考えつくことが出来なくなっていた。
「はぁ、疲れたな、」もう死んでしまおうか。
最後に親友にでも電話してみよう。
「もしもし」
「おひさー○○」
「げんき?」
「おう!げんき、てかこの後暇?」 「え?」
「飯食い行かね?」
明るく呼びかける親友の声。不覚にも涙がでた。深夜になって食べるラーメンは暖かかった。
オワリ
今回は初めてセリフをつけてみました。楽しかったです。僕の文章お気に入りしてくれるの嬉しいです、自己肯定感上がります。ありがとうございます。
やりたいこと
「やりたいこと」随分と大雑把な質問だな、、と一言愚痴を零しつつ新学期の面談のためのアンケートに答える。俺は今まで夢や将来のことを考えることなくその場の感情で動いてきた。今この瞬間もポテトが食いたい、くらいにしか考えつかない。高一の夏休み明け。蚊に刺されやすい俺は手のひらにある虫刺されを掻きながら思考する。長所も目標もない俺は、きっとろくでもない大人になるんだろうと想像する。
オワリ
持論ですが、目標がないなと長所がないなと思う方は小さい頃よくやっていたこと思い出してみてください。案外そこにヒントが転がっているものです。
朝日の温もり
寝不足のまま起床する平日。朝食も程々に学校に向かう8時。朝日の温もりを自転車に乗って始めて感じる。鬱々とした気分、毎日の授業、騒がしい他人。けれど明日はやってくる。朝日は昇る。
おはよう、そしておやすみなさい。またあした。
オワリ
なんも考えずに書いたらポエミーになってしもた恥
まぁ万年寝不足の僕がいつも思っている日常です。