3月13日
明日はついに卒業式。
何事もなく、無事に終わりますように。
担任の先生とも写真撮りたいな。
頑張って練習してきたし、最後まで頑張ろう
3月14日
全てが終わった。
今日で、全て。
段階を踏んで。
次は上手くできると良いな。
例えば…次はないんだったな。
(“記録”日記の分の最初を縦読みすると、(きみがすきだつた→君が好きだった)になります。)
さぁ冒険だ。
今ある山に、自ら突っ込んで行くのだ。
不安?
そんなの知ったこっちゃねぇ。
自分で決めた道だろう。
なら、最後までやるんだな。
大丈夫だ。
お前ならやれる。
大丈夫。
お腹の子を亡くした。
ちゃんと産んであげられなくてごめんね。
暗い気持ちばかりが膨れ上がる。
少し前まで、お腹の中で元気に暴れていた子が、もう今はお空にいる。
最後に旦那と沐浴をしてあげたら、自然と涙が溢れた。
可愛い可愛い、私の子。
ごめんね。
ごめんね。
私が周りを見ていなかったから。
あなたじゃなくて、私が死んでいれば。
身代わりになっていれば。
どうして、どうして、階段で突き落とされなければならなかったのだろう。
憎い。
にくい。
にくいにくいにくい
にくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくいにくい
ゆるさない。
あの女をゆるさない。
あいつを地の底に落としてやる。
そう決心した私は、ゆっくりと、
病院の屋上から足を踏み出した。
寒い冬の日、真っ暗な夜空に
鈍い音と共にカラスの鳴き声が響き渡った。
(“夜空を駆ける”)
あなたはだぁれ?
わたしはわたし
わたしとおなじ?
あなたとはちがう
なにがちがうの?
こえも、かおも、てさきのきようさも
ぜんぶちがうよ
ほんとうに?
わたしたち、こんなににてるのに
せいかく、ってしってるかい?
せいかく?しらない
きどあいらく
すべてにおいて、わたしたちはちがう
にているひとはいるかもしれない
わたしたちのように
けれど、そだちかたがちがう
よって、ふってんもちがえば、よろこぶことがらもちがう
ふってん…
かんたんにいうと、おこるぽいんとというものだよ
わからない
わからないよ
だいじょうぶ、いまはまだわからなくてもいいんだよ
どうして?
わかりたいよ
りかいしたいよ
しなくていいんだよ
だってわたしたちはまだ、
うまれてすらいないのだから。
どこか遠くへ
私が知らない遙か遠くへその手紙が着いた時
あなたは
何を見て
何を食べて
何に触れて
いるのでしょう。