いたい
いたい
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あつい
あつい
あついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあつい!!!!!
鈍い痛みと肌の焼ける匂い。
独特な臭さに顔を顰める。
絶えず悲鳴をあげ続けていたためか、声はとうに枯れていた。
もう、何時間これに耐えているんだろうか。
いつ、終わるのだろうか。
早く、早く解放されたい。
そんな思いが絶えず脳を占領する。
好きだよ。
痛みを与える本人が私の耳元で囁く。
目を隠されている上、何時間も痛みを感じていたため敏感になった耳に刺激が行き、
ぅあ、と裏返ったような情けない声を出してしまう。
早く、ボクの事も好きになって?
まさにアメとムチ。
痛みと愛の甘さを交互に使い分けられ、私の脳はもはや正常な判断をすることが難しくなっていた。
この痛みは胸の高鳴りからなるもので、胸が
、 、
高鳴るのはコレを愛しているからだ。
そうやって自身を洗脳した私は、ついに
あぁ、、私はあなたを愛しているよ。
首の付け根を強く締められつつ、
そう、答えてしまったのだった。
(お題無視“痛みへの扉”)
「わたしはどこからきたの?」
「ママのお腹の中だよ」
「おなかのなかにはいるまえは?
ままがわたしをたべちゃったの?」
「ううん、コウノトリさんっていう鳥さんがね、ママにあなたをくれたんだよ。」
「こう…?」
「コウノトリさん。風さんに乗ってママのところに来てくれたんだ。」
「かぜさんがわたしをままにあげたんだ!」
「そうなるね。」
「かぜさんありがとう!わたしままとあえてよかった!」
(“風が運ぶもの”)
ひらり、ひらり。
桜の花びら舞い落ちる。
ふわり、ふわり。
真っ白綿雲ゆったりと。
青、白、緑に薄紅。
色が創り出すこの世の中。
さてさて卒業卒園新生活。
これからもっと色が咲く。
春、夏、秋に冬。
さぁ、新しい1年の始まりだ。
(“ひらり”)
あの日のことは、多分、一生忘れないと思う。
だって、
だって、、
僕の、大切な人が、居なくなる前に残した言葉は、…僕にとって、一生を変えるきっかけとなったものだから。
温かいあの人との思い出は、もう二度と、更新されることは無い。
今となっては、あの人は元から存在しなかったのではと思うほど、儚い終わり方だったと思う。
だって、彼女の存在を証明するのはもはや、色褪せたこの手紙しか無いのだから。
僕の手に触れるものは、皆、褪せていく。
儚く、また、繊細に。
大丈夫。あの人もそれらと同じだったと思えば良い。
思えば、良いのだ。
そう、思えば。
愛していました。あなたのこと。
(“あの日の温もり”)
3月13日
明日はついに卒業式。
何事もなく、無事に終わりますように。
担任の先生とも写真撮りたいな。
頑張って練習してきたし、最後まで頑張ろう
3月14日
全てが終わった。
今日で、全て。
段階を踏んで。
次は上手くできると良いな。
例えば…次はないんだったな。
(“記録”日記の分の最初を縦読みすると、(きみがすきだつた→君が好きだった)になります。)