願い事
沢山あるかな。
なんて強欲なの。
ただ一つ、これだけは叶って欲しい。
貴方の人生が幸せである事。
貴方は私の憧れだった。
多分もう話す事も無いだろうし、
私の事も眼中には無いだろう。
私だって、肉体的に繋がりたいとか、
精神的に繋がりたいとか微塵も思ってない。
ただ、
貴方は、まっ暗闇の穴の中で、にっちもさっちもいかないでうずくまってた私を、引っ張りだして地上に戻してくれた人。
まるで私の道しるべのような人。
空っぽで冷えきった私の心に、
虹色の光を当てて、暖めてくれた人。
心からありがとう。
絶対幸せになって。
ずっと祈ってる。
こんなにも素敵なご縁をくれた神様。
目には見えないけど大好き。
空恋(そらこい)って色がある。
説明するなら夏の夕日の綺麗なオレンジとピンクがグラデーションされた色。
今日も空恋色に染まった夕日が
バイバイしようとしてる。
もう帰らないといけないのは分かってる。
T字路のガードレールに二人で腰かけて
必死に話題を探して繋ぎ止める。
離れたくないな。
観念してお互い別々の帰路に着く。
気付かれないように振り返り、様子を伺う。
日も暮れようとしてるのに未だ暑い。
熱帯夜確定。
あー今日も
俺は
私は
好きって言えなかった。
波音に耳をすませて
泳げないけど、海は好きだ。
浮き輪に守られて
そのままボーッとしながら波に身を任せ
プカプカ浮く
波が高くなったり低くなったり
高い高いされてる赤ちゃんになった気分。
波音に耳をすますせばまるで子守唄のよう。
海は大きなお母さんだ。
初夏の頃、あの日は30度を超えていた。
学校帰りに君は、
ガリガリ君のソーダ味を奢ってくれた。
公園で2人で食べた。
緊張しすぎて味も何も感じなかったけど、
君のシャンプーの香りをのせた柔らかな風は
とても心地よかった。
甘酸っぱい”青”春の風。
思い出は時間とともに薄れてしまうけど
目を瞑ればあの日の青い風は今でも心に吹き続ける。
遠くへ行きたい。
こんな世知辛い世の中を抜け出したい。
あわよくば人生のスイッチをOFFにしてやろうか、
あぁ、嫌な事を考えてしまうものだ。
でも、この時代この地球上で人間で生きてる限り
どこに行っても変わらない、と私は思う。
ニュースを見れば分かる。
地球全体が大荒れ。
神様は今の散々たる現状を見て失笑してる。
なになに?大災難?
起こるんだったら起こればいい。
地球が真っ二つに割れたって
私は前向きに諦め、そこに佇む。
皆の怒りも悲しみも全部受け入れて
逃げも隠れもしない。
私はここで生きていく。
それが人間として産まれた使命。
この世できっちり天命貫いてやる。