またね!
先生、ありがとうございました。
今日でお別れですが、楽しかったです。
他校に行っても先生らしく元気に頑張ってください!
今日で顧問の先生が異動になる。
もう教えてもらえないと思うと寂しい。
何回も注意された「左手」も、「サーブで肘を我慢しろ」も言われなくなっちゃう。
トレーニングのとき、何回も名前を呼ばれて「またかよ」とか思ってたけど、それがなくなるのすら寂しい。
名前を呼ばれるのがこんなにも嬉しいなんて思ってなかった。
今思い返すと、いろんなことがよみがえってくる。
一年間もあっという間に過ぎてしまった。
出きることなら、引退するまで教えてほしかった。
ずっと顧問でいてほしかった。
でも、何年って決まってるもんね。
教師は。
9年だっけ?
ここにいたの。
きりよく十年じゃダメだった?
あんなにも嫌だったトレーニング、ラインタッチ、階段走。
なくなるとそれはそれで悲しい。
わがままだね。
先生がいると気が引き締まるし、いないとだらけてしまう。
トレーニングはキツいし文句も言いたくなる。
でも、先生は今まで出会った先生のなかで一番良い先生だったよ。
注意とか叱ったりとかするけど、全部筋道が通ってるから全然理不尽じゃなくてちゃんと納得できる。
よかったところはしっかり褒めてくれるし課題も見つけてくれる。
それに、甘やかさないで自立させてくれる。
だから、大好きだった。
他の学校に行ってしまうから、他の生徒にも先生の良さが知られてしまうかもしれない。
それはそれで嬉しいよ。
でも、寂しい。
当たり前のように毎日部活にいた先生が4月からいないと考えると寂しい。
明日も来ると思ってしまう。
先生はよく無理するからそこは心配。
いつも場を盛り上げてくれるのはだいたい先生だった。
私がうまく打てなくて少し機嫌が悪かったときも、一緒にラリーして盛り上げてくれた。
人に機嫌を取ってもらうのはダメだけど、やっぱりまだ子供だ。
そんな先生ももういない。
明日から先生の車を見て「いる!」と思うこともなくなる。
寂しい。
それしか出てこない。
嬉しいなんて感情が一切わかない。
いまだに何かの手違いであってほしいと思ってる。
そんなことなんてないのに。
先生ありがとう。
またね。
長くなってすみません。
ただただ顧問の先生への想いを書いただけです。
ひそかな想い
「おはよう!」
好きな人が話しかけてくれた!
いつも挨拶なんてしてこないのに。
嬉しすぎて、家で思い出してにやにやしてた。
両想いが無理なのは分かってる。
君には彼女がいるもんね。
片想いでも私はいいよ。
見てるだけで目の保養だし、目合っただけで気分ウハウハだし。
それで十分。
だから、好きでいてもいいですか?
輝き
「輝」私の好きな人の名前に入ってる文字。
なんか、思い出しちゃった。
今日は話せなかったなー。
明日は話せるといいな。
まぁ、君には彼女がいるもんね。
私を見てほしいなんてとてもじゃないけど言えないな。
別に、私から話しかけてないし。
君が話しかけてくるからそれに答えてるだけで。
私が好きになったのは君のせいだよ?
星に願って
貴方との恋が実りますように
そうやって今日も星に願う
やさしくしないで
私に笑いかけないで。
私と話さないで。
私と目を合わせないで。
貴方に彼女がいると分かっているのに、
好きになってしまった。
でも、この想いは止められなくて、
ずっと苦しい。
それなのに貴方は私の気持ちなんて知らずに私に話しかける。
『あれ?お前今日部活は?』
最初は「さん」呼びだったのに。
いつから「お前」とか呼び捨てになったんだろう。
下校中、私の少し前を歩いていた貴方。
友達と話していたのに、
私に気づくとわざわざ話しかけてくる。
なんで?
今まで私に話しかけてくる男子なんていなかった。
貴方が初めてで、どう接していいのかも分からない。
話しかけてくれたのがやっぱり嬉しくて、
でも、苦しくて、
逃げるように早歩きで駅に向かった。
それ以来、まともに話していない。
うん、それでいいんだ。
それで、貴方への気持ちが少しでも薄れるなら。
───ねぇ、これ以上私にやさしくしないで。