9/6/2025, 10:41:23 AM
まだわずかにもやのかかる校庭を見下ろす。
今日こそは、なんていつものように思いながら。
静寂が心地よい。肘を立て手に頭を乗せる。目を瞑れば、コツコツと階段を歩く音が聞こえる。
ふと。目を見開いた。
空を舞う君と、目が合った気がした。
『誰もいない教室』
9/4/2025, 2:28:48 AM
意味もなく秘めているこの想いを。
もし君に伝えられたなら。
『secret love』
9/1/2025, 4:38:34 AM
もう、セミだって鳴いてやいない。
けれど僕は泣いていた。
枯れた声をかき消す花はもう下を向いて。
満開の笑顔をまた君と見たくって。
『8月31日、午後5時』
8/29/2025, 5:01:34 PM
何も無い。空虚な宇宙中心で。
星すらも見えなくて。
眩さなんて、感じるなんて思わなかったのに。
『心の中の風景は』
8/25/2025, 5:43:01 PM
足りなくて。
ただ手を伸ばしてみるだけじゃ。
指先が掠めることもない。
どうしようもなく足りないそれを埋めたくて。
飛び出した足先を見つめている。
『もう一歩だけ、』