ツギノキ

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2/9/2026, 8:09:11 PM

誕生日、なにも思いつかなくて。
けれどきっと想いってのはこもってたはずの。

数本を束ねた小さなものだったけれど、喜んでくれるかな。
積もった雪も溶ける頃。白いうつむくその花を。
花言葉なんて知らない。そんな誰かの言葉なんて。

ただ、綺麗だと思って、君にピッタリだと思って。
これは僕の言葉なんだ。

「結婚、しませんか」



『花束』

1/11/2026, 10:10:38 PM

目の前が白に染まり、また黒に染まる。
黒が黒でいられない石と硝子の森の中、夜を照らすのは月ではなくて。
うすらと霞むくもり空の下、白さなど知ったことでは無い結晶が注がれる。

ただ一息の白さが、シンとした痛みと熱を思い出させる。



『寒さが身に染みて』

1/8/2026, 11:04:36 PM

それが花のことだったか。
スウィーツだったか。
歌詞かなにかだったか。

もう曖昧だったけれど。
君との日々だということは確かだったと思う。


『色とりどり』

1/4/2026, 5:50:07 PM

「今」しか味わえないもの。

そんなこともある、それだけ。
そうある事ほどむずかしいことも、ないだろう。


『幸せとは』

12/7/2025, 11:44:12 PM

煌めく銀世界。
寒空の下、毛編みのマフラーに口を埋める君の肌は白く、けれど太陽のように眩しい笑顔を見せた。

霜焼けした頬と耳に触れればくすぐったそうにはにかんだ。

ふと目が合って、なんとなしに空を見あげた。
眠らぬ街の傍らで、ふたりぽつんと星を見た。

ポツリ、ポツリ。白い星が降るのを眺めていた。
冷たさに触れる度、ぎゅっと手を握る力が強くなる。
そのおかしさに、また笑った。



『白い吐息』

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