親から名付けてくれた名前
単純なようでいて、きっと意味はある
空を見上げて浮かんだこと
君が無理してないか、頑張りすぎてないか…色んな事を考えている
同じ空なのに、距離は遠いけど心は繋がっていると思うと、胸の真ん中が温かくなる。
君の事をあれこれ考えている間、流れる時間を楽しんでいる。
絶対に会うんだと強く思うのだ。
君の事をまっすぐに抱きしめたいと思いながら空を見上げる。
目にしているのは
君だけしか見えないのさ、すべてを包み込みたいくらいに
『私の当たり前』
私には、二つの当たり前を持っているのだけど、正確には、三つあるのね。
四季折々の空を見る事が癖であまりにも美しい風景を見たらすかさずカメラを持ち写真の中に収めている。
風景のコレクションをしたりとひそかにやっているのだけれど、気に入った写真は大切な人にだけにしか送らないのである。
それは、共有をしたいだけじゃなくて大切な人の気持ちと一緒だと思えるからである。
写真を撮るのは、心のフィルターだという事を昔の記事で見かけた。
だからこそ、撮るという時にはこの風景を撮らせてもらうつもりで撮っている。
空を見上げるのは、心のゆとりだけじゃなくて自分の中にあるフィルターで撮り、カメラで撮り、大切な人に送る事は私の当たり前な事でありながらも…、大切な日常の当たり前を過ごしていられるのは何と奇跡なのだなって思った。
『明かり』
小さなちょうちんを手にゆっくりと歩く
足元も同時に見ながら暗闇の中での唯一の明かりのちょうちんの火を絶やさぬように気を使う
どれだけ歩いただろうか…ふと足元には黒いフードマントを被った男性がいた
覗き込むように近くと男性の肩が震えている事に気づく
『大丈夫よ、私と一緒に歩きませんか?』
優しく声をかけると男性はおずおずとしながらも頷いた
すくっと立ち上がると、目線が近く感じたが、やや高めの上目線の男性がいる
『手をつないで、迷わぬように行きませんか?』
そっと手を出すと男性は一瞬ためらいつつ…そっと手を握る
人の体温がじんわりと手から伝わる
静かに歩いていく。あなたという人生の得てして喜びを持ちながら噛みしめて歩いていく…