人は鏡写し…とはよく言ったものだ
自分が嫌いなら相手にも嫌われている
だから、嫌なとこばっかり探さないで
良い所は必ずあるんだから、そこを
認めて褒めてあげないと…
一番身近な相手はやっぱり家族かな…
親子·兄弟·夫婦……そして両親
けれど、身近すぎてあまり丁寧に
接してなくて、雑さが目立ってケンカ
なんて結末は日常茶飯事…
長年連れ添った夫婦になんてなると
「1を聞いて10を知れ」位な勢いで
何でものんでくれると痛い勘違い
「心と心」どんなに長く時間を共に
しても、お互いの気持ちがピッタリ
なんて、そんな事はそうそうない
「親しき中にも礼儀あり」
昔のことわざ はうまいこと言うなぁ
花束をもらう事なんて
一般人からしたらそうそうない
「永遠の花束」と言えば…
形も色もそのままに保存出来る
ブリザードフラワーが思い出される
しかし、見た目は本物に限りなく
近くても、ブリザードフラワーは
「時が止まった花」とか…
悪い表現をすれば「死んだ花」と
なるみたいだ…
私が、実践している「永遠の花束」とは
頂いた花束の中から、根を下ろしそうな
花を選び、挿し木にして根付かせる事…
今まで、色々な花や木を挿してみた
種類としては、薔薇が多い気がする
花束の脇役である、葉っぱにも挑戦した
綺麗な花束を崩し、葉や花を切って挿す
事に、最初は躊躇するけれど…
今や、沢山の植物が根を下ろし
「永遠の命」を育んでいる…
結果的に一番いい選択ではないだろうか
隠された手紙…と言うよりは
あえて、隠しておいた手紙がある
ひとつは、学生時代に付き合っていた
彼氏からの手紙…
ラインなんかがなかった不自由な時代
破いた1枚のノートに他愛もない文章
最後には、恥ずかしげに♥マーク…
几帳面についた折り目は、その頃の彼を
鮮明に取り戻すきっかけとなる
もうひとつは、つながりそうで繋がらなかった男友達から来た手紙…
高校卒業後にしばらくして送られてきた
手紙には、「元気か」と…何やら言いたげな文章…最後まで読み、「元気だよ!」と
それ以上でも以下でもない返し…
今更ながら、もっと私が踏み込めば何かが
始まったのだろうか?……と思ったりする
そして、最後は今の旦那ちゃんと揉めに揉めての大喧嘩……の後に、リビングにある
棚の引き出しにぐしゃぐしゃになって
押し込まれていた……手紙……いや紙くず
離婚まで発展しそうな険悪な夫婦2人
けれど…夜中に1人でその紙くずを広げ
目にしたのは「愛している」という文字
もちろん、私に対しての感情なんだけど
、男としての意地なのか引くに引けない
彼が、酔った勢いでなぐり書きに書いた
「隠された手紙」
それから、長い長い時間が過ぎたけれど
私は今も、「愛している」と書いた私への
ラブレターを秘密で持ち続けている
すでに、書いた本人の記憶からは消えて
いるであろうに…私もなかなか可愛いww
バイバイ…またね
明日もまた会おうね…
そんな、軽い気持ちを込めたバイバイ
けれど…バイバイにも色々ある
本当は別れたくない
ずっと一緒に居たい…
そんな相手には「バイバイ」なんて
絶対に言えない…
そこにある感情が「愛」でいっぱいならば
………なおさらに。
けれど…長い人生においてどうしても
避けられない別れがある
私も、泣き崩れたいほどの「別れ」を
何度か経験した…
父との死別…実らない相手を愛してしまった結果の別れ…愛おしい愛犬との別れ…
振り返ると次から次へと思い出される
どの状況の時も、一旦はドン底に落ち
泣きながら這い上がって今がある
どんなに辛くても大変だったとしても
諦めない気持ちが少しでも残っていれば
必ず何とかなる…
そして、また笑って「バイバイ」と手を振り、未来に向かって歩く事が出来る
何歳ですか?
………「え〜、何歳に見えます?」
なんて、馬鹿な返しをやめて随分たった
何歳に見えるかと尋ねられて…
たとえ、30歳に見えても気を使って
「25歳くらいかな…お若いし」なんて
相手は答えるしかないww
いつしか、年を重ねる事に抵抗が
なくなった…
二十歳が良くて、還暦が悪いなんて
はずはない…要はその年齢の時期に
いかに過ごすかの方が大切だろう
私も、人生の「旅の途中」では
あるけれど、「なかなか面白かった」
そんな言葉が残せるように今を大切に
生きよう…