私…
フラダンスを18年踊っている
もちろん…プロなどではない
ただの習い事だ…
だから、多くの仲間と出会ったり
別れたりしながら現在に至る
習い事と言うのは最初の頃が
楽しい…深く考えず純粋だ
出来てなくても、出来てる気になる
それが大切だし、それが一番楽しい
逆に、最近私は自己分析をした
明らかに踊りのセンスがないww
18年…何やってたんだろ…とさえ
思ってしまう…考えすぎだ
こうなったら面白くないし楽しくない
けれど、はたから見たら初心者ではない
きっと踊れているんだろう…それなりに
縁あって長年一緒にいる仲間がいる
もう1度、始めた頃のキラキラした
自分を取り戻さないと…
私は、1人じゃないんだから…
また、純粋に楽しいと思えるように…
今まで付き合った人は何人かいる
一番長く付き合ったのは、現在の
ダンナさんで5年…
学生時代も含めデートもしたが
私……手を繋いで歩いた事がない
何だか気恥ずかしくて、わざわざ
他人様の前で2人の関係をアピール
する必要はない
………なんて、めちゃくちゃ可愛く
ない女だったww
ただ…過去1度だけ手を繋いた事がある
繋いだと言うよりは、指先が触れた
それも、彼氏ではない人と…
職場の忘年会の2次会でのカラオケ…
皆、ほとんど出来上がっていた
壁際に座った私の隣には、10歳も下の
超イケメンな後輩が居た…
皆が盛り上がってバカ騒ぎをする中
彼は、壁際についている背中側に
ある指に突然触れ指を絡めてきた
「何だ??」
しかし、年甲斐もなくドキドキ…
酒の力も借りて私が美魔女に見えたかw
振り払う事もなく、しばらく見えない
情事が続いた……www
その後お開きとなり、三々五々と帰宅
明くる日に出勤した私たちは、何だか
ヤバ〜い空気感を感じていた
「よし!ここは無視だ!」
心の声を聞いて覚えてないふりが一番だ
いやいや…めちゃくちゃ覚えてますやん!
人生で悔いが残った事と言えば…
一番最初に思い出すのは
19年を共に過ごした愛犬との別れ
15歳を迎えた頃…
「おそらく癌ですね」
そう、獣医に告げられた…
手術をしても長く持って1年
そのままなら3ヶ月だと…
家族会議をした…
愛する家族なのだから何度も話し合った
答えは、何もせず寿命に任せる事にした
人間は飲まないような高額のサプリを
3種類飲ませ始めた…神様に祈る思いで…
そして奇跡は起きて、その後4年を生き抜き
天寿を全うした
ただ…本当の最後の時に我が腕の中で
見送ってあげられなかった事だけが
今も心残りではある
もう1度だけ天に帰った愛犬に伝えよう
「ありがとう…ごめんね」
………ずっとずっと愛しているよ。
ちょっと不思議な話だ…
数年前に叔母が亡くなった…
叔母は、義理人情に熱い人だった
しかしコロナ禍からこっち、最近では
家族葬が主流で別れを過す形は
急激に様変わりした…
しかし、叔母がこの世を去ったのは
それよりもずっと前だった
叔母が体調を崩し入院していたのは
知っていたが、そこまで悪いとの
連絡はなかった…
ある夜、私は自室に居てくつろいでいた
「部屋の片隅」で癒しをくれる
真っ赤なハイビスカスの造花がある
それがいきなり揺れ始めた…
それもすごい勢いでユッサユッサと
揺れている…
何度か目を擦り見返した
「マジか?何で揺れてる?」
地震ではない…ハイビスカスだけが
異空間のように揺れ続けた…
その直後、私の体に何かが被さった
ような、そんな感覚をあじわった
一瞬、気が遠くなりそうだったが
すぐ正気にかえった
訳が分からないまま床につき朝になった
そしてわかった…
叔母が亡くなっていた…
昨夜はお通夜だったらしい
今では主流の家族葬だった…
義理人情に熱い叔母は
きっと皆にお別れをして欲しくて
私に知らせて来たのだとわかった
「お疲れ様…ゆっくりしてね」
時代が変わったとは言え…
最低限、これくらいの情があっても
良いんじゃないかと心底感じている
私たち夫婦は男女が逆転している
自分でも自覚はあるし、娘たちにも
昔からよく言われている
それが顕著に現れている行動は
こうだ…
ダンナ……「母さんはどこ行った?
まだ、帰って来ないのか?」
……と、私の姿が見えないとすぐに
探し出そうとする
娘が私に質問する…
「母さん、父さん遅いよ…電話とか
しなくていいわけ?」
ワタシ…「大丈夫!そのうち帰ってくる」
慌てず騒がす、自分の時間を満喫する
娘……「ホント、男女逆さまだね…
母さん、全く動じない人だよね…」
相性が良いか悪いかよくわからないが
何とかず〜っと持ち堪えている…
どちらが耐えているかはご想像に
おまかせしますww