夏子

Open App
11/23/2024, 12:33:46 PM

運命的な出会いをし…
大恋愛の末に結婚し…
可愛い娘たちにも恵まれ…
人生の終演がきたら
私は、必ずこう言おうと決めていた
「私には、過ぎた人だった」
「彼に出会った事は年末ジャンボと
サマージャンボに当選したに等しい」
それくらい愛していた…
なのに……10歳も下の男に言い寄られた
忘れていた「女」が目を覚まさした
落ちていく…そんなに時間は掛からなかった…バカな女だ
救いようのないひどい女だ…
私は、絶対に間違いなど犯さない
至極真っ当な人間なのだ…
はっ……ホントに浅はかだね
10も若い男が本気でやって来ると思う
遊ばれてんだよ…
若い頃、ちょっとチヤホヤされた女は
たちが悪い
自分でコントロールも出来ない奴が
危ない恋に首を突っ込むもんじゃないよ
自問自答しながら、私はまた正気を
取り戻し、慣れた台所でせっせと
愛する家族の為に腕をふるった…

…………やっぱり恋愛小説は無理だ(笑)

11/22/2024, 11:49:29 AM

夫婦=男女
そんな時代が足元から
壊されようとしている
多様性だか何だか…
男男·女女…
必ずしも異性同士だけが
恋に落ちるなんて事はない
そこは理解出来る…
沢山の生物の中には
両性をもった者や
途中から変異する生物だっている
結果…何でもありか…
いや…やっぱり何だか腑に落ちない
世界中が止めている
LGBTQ…とやらも密談で押し付けられ
今度は、選択的夫婦別姓だとか…
生物としての同性愛は「愛」なのだから
貫けば良いが、一般的な多くの人達を
巻き込まず「愛」を貫けないのだろうか
誰も反対も非難もしない寛容で
良い時代なのに…何故に…

11/21/2024, 1:48:22 PM

高校生だった頃…
ずっと片思いだった大好きな人がいた
身長も高く、ハンサムで、特に授業の
ノートの几帳面な書き方は、ヤンチャな
彼からはかけ離れていて、そのギャップ
さえも魅力的だった…
しかし、遠くから眺める事…2年
もう少しで卒業する前のバレンタインに
意を決してチョコを渡す事にした
何もしないより、行動を起こして
あっさりフラれた方が諦めがつく…
バレンタインの日…
私達の家は真逆だったから、私は自宅とは
反対方向の電車に乗って、ほとんどストーカー状態で後をつけたww
一駅、一駅…段々と下車する駅が近づく
「どうすればいいの…」
心臓が口から飛び出しそうだ…
一緒に来てくれた親友は、「行け!」と
迫ってくる…
「次は…〇〇駅、お降りの方は…」
ウソ!行っちゃう…
無情にも、私はカバンからチョコさえ出せずに、彼の後ろ姿を見送った…
その時、ショック過ぎる私の前に現れたのは、顔馴染みの男友達…
ヤケになった私は冷静さを失い…
「これ、あげるよ」と男友達に差し出して
しまった…
翌日から、男友達は当たり前だが私に
馴れ馴れしく近づいて来た…
そりゃそうだ…バレンタインだもの
「どうすれいいの…」
今更、「あれはですね…」とも言えず
その先の関係はと言うと…
結果、しばらく付き合う事になった
その上、大好きな彼と男友達は友人と
いうオチまでついて……自業自得である

11/21/2024, 4:19:21 AM

宝物……
なんだろう?
「お前が俺の宝物だよ」
………そんな葉の浮くセリフも
人生一度も言われた覚えはない
何か大切な宝物を、しっかりと
しまって、すでに記憶から消えた
経験ならあるww
絶対に無くしたくない……
そう願っても、いずれは目の前から
消えてなくなるだろう
それが、形があるにしろ無きにしろ…
だから、あまり執着心を持たず
さらっと生きていければいい
今の人生が終わる時に
「案外楽しかったんじゃないかな
私の人生…」
なんて、笑っていられたら
きっと、気づかぬ間に沢山の
宝物を貰っていたという事なんだろう

11/19/2024, 10:41:23 PM

我が家には高さが50cm位の
キャンドルがある
これは、私が結婚式を挙げた時の
記念のキャンドルになる
上から1…2…と始まり最後は25 で
銀婚式になるように作られている
毎年火をつけて、灯りをともして
結婚記念日を2人でお祝いする
……なんて、そんな使い方をする
しかし、残念ながらキャンドルに
火をつけた事はない。
とうの昔に25年も過ぎた…
現実は、忙しく時間に追われて
キャンドルどころではなかった
だから、今も押入れの隅にキチンと
箱に入ったキャンドルが
「ここに居るぞ!」と自己主張して
鎮座している…
ピンクだった箱は随分と色褪せた
けれど、ここに来て私はこの巨大な
キャンドルに多大な期待を寄せている
そう!災害時の我が家の救世主に
なる事は間違いない
数日は。間違いなく活躍するだろう
本音は、もっともっと箱がボロボロに
なっても、火をつけた事のない
新品のキャンドルのままであってほしい

Next