たくさんの思い出と言えば…
良い事も、悪い事も、それは
毎日、毎日、と日々の積み重ねで
今、この時を生きているのだから
過ぎ去った時間を振り返れば
全てが思い出の上に出来上がっている
…と言っても過言ではないかも知れない
その中から、自分に対してインパクトが
あった出来事は誰しも持っているだろうが
この短い文章の中で、何か1つを選べと
言われても……これは正直難しい。
物心ついた幼い頃から今までの時間を
目を閉じて思い出してみると、
どれもこれも鮮明に浮かびあがって
顔がニヤけてみたり、ため息をついたり
時には、涙を浮かべてみたり…
本当に、なに1つとして無駄な経験は
なかったなぁ…
改めてそう感じるばかり
明日からもまた、大切な思い出を
重ねながら1日、1日を大切に生きて
いきたいと思う…
暑い…
なんで、12月前になって
窓開けてんだろう…
「冬になったら」
おでん…お鍋…とあったかい
食事を家族で囲むのが常だが
こんなにあったかいとおでんなんて
いつになるやら…
それでも、知り合いから柚子を
沢山頂いたので、今日は柚子を
一生懸命に絞って柚子酢にした
後は、時期物の柚子味噌…
まずまず、こんな所から冬支度
異常気象とは言ったもんだが
我が家にいる、10年になるクサガメは
あまりの異常気象に閉口している
12月になれば本格冬眠だが
この暑さで、彼(亀)は上手に冬眠し
来春を迎えられるだろうか…
今は、その事が心配だ。
家族間で「はなればなれ」になる
…と言えば結婚を除けば、次は
子供たちの独り立ちだろうか…
2人の娘たちは、社会人になったと
同時に家を出た…いや…出した。
次女は、2人目と言う事もあり
お互いにあっさりしたもんで…
しかし、長女の時は初めての子を
手放す…だから気持ちが違った。
私自身は、母にハッパを掛けられて
家を出たから「戻る場所はない」と
最後の言葉が頭から離れなかった
美容師として一人前になるまでは
絶対に辞めるな…って事だ。
でっ…実は、娘も同職を選んだ
だから、私は決めていた…
「私も母と同じ厳しい言葉で送り出そう」
しかし……今、目の前から居なくなる
娘を目の当たりにすると…
「あなたね……頑張りなさいよ」
そう言うのが精一杯だった…
感情が込み上げてきて声も震えた
娘を見送った後、私はつくづく
実母の偉大さを感じた
「きっと、寂しいし辛かっただろう」
なのに、顔色ひとつ変えず
厳しい口調で、私(娘)を送り出した
母を、今更ながら本当に尊敬する
子猫…
人生初の子猫は10歳の時
兄がいきなり連れ帰って来た
ウサギみたいに短いしっぽ…
メス猫の子猫に「タマ」と
当時ではありふれた名前を付けた
ちなみに、子犬なら「ポチ」だww
余談だか、近所の犬·猫の最近の
名前は、しずく·そら·くるみ·えいと
……人の名前も変わったが
ぺットの名前も様変わりした
我が家は、アニメの主人公の
名前をもらったから誰しも
「あ〜!あのキャラね」と
すぐに覚えてもらえる…
一昔前は、道路を子猫や子犬が
歩いていたなんて日常だった
けれど、今やぺットショップの
中でしかお目にかかれない
野良猫や野良犬が一匹も居ない
今の状況は人が作った訳だが
果たして、動物たちの本心は
いかばかりなんだろうか?
夕方…
双子の1人と一緒に愛犬の散歩に出た
時刻は、17時を指そうとしていた
日没は近い、何とか道が見える間に
さっさと1人でと考えていたが…
「ぼくも行く!」と…
後ろから元気な声が聞こえた
「じゃ、一緒に行く」
愛犬は、いきなりの乱入にちょっと
ソワソワしながら、私たち2人と
一匹は家をでた…
いつも定番の散歩コース約15分
歩数にして2000歩足らずだ
東→北→西→……夕焼けが綺麗だなぁ
「すごいね…見てみなよ、綺麗だね」
2人で立ち止まり西の空を仰いでいると
小3の彼が「ぼく、この感じ大好き
秋は良いなぁ〜」なんて…
いつの間にやら大きくなって、洒落た
会話が出来るようになったもんだ…
「さあ!早く帰らないと真っ暗になるよ」
秋風を感じながら一目散に自宅を
目指し急ぎ足でまた歩き出した。