【きっと明日も…】
私たちは形なき魂の存在だ
誰しも皆すっかり忘れて生きている
窮屈な狭い重い身体を借りて
日々生き続けているのだから
苦しく不自由なのは当たり前だ
おまけに、大難小難のオンパレード
自分で決めたゴールに辿り着くまで
今日も明日も明後日も…
うだうだと文句を言いながら
走り続けるしかない…
楽な人生なんてどこにもない
なら、ちょっとでも「幸せ」と
感じられる素直な感性を身につける
事が得策だ…
我が家には双子の男児が居て
一階のリビングダイニングは
毎日が戦争状態だ…
彼らを夜九時に就寝させるのは
明くる日の学校生活の為でもあるし
せめて、我ら大人が1時間でも2時間
でも「静寂に包まれた部屋」で
自分を取り戻す時間が欲しいという
願いもあっての事だ…
しかし、足の踏み場もない程に
ありったけのエネルギーで
遊び散らかした部屋をまずは片付け
なければならない。
もちろん、彼らにも指示出しはする
だが、出す時は威勢よく…
片付ける時は、あ〜でもない
こ〜でもないとなかなか前に進まない
「もう良いから!さっさと2階に行く!」
最終的には大人たちが尻拭いをして
今日も1日が終わる…
「静寂に包まれた部屋」を手に入れる
までには、日々忍耐が必要なのだ
93歳の母は大腿骨を骨折し
施設暮らしもすでに5年を過ぎた
長男夫婦と同居だった事もあり
娘の私が自由になる事は限られている
1つは、毎日電話をかけ様子を聞く事
もう1つは、週1で面会に行き身の周りの
世話をすること…
幸い、認知症はなく精神はしっかりして
いるが、1日のほとんどをベッドの上で
過ごし、時たま車椅子で廊下に出て
気分転換をする事が日課だ…
それでも、毎日頑張って生き抜いている
母を心底尊敬し愛している
身を持って生き様を見せてくれる
立派な母だ…
ここ半年ほど前から、面会が終わり
帰路につく私に毎回母は握手を求める
ようになった…
「何…大げさだね〜」最初は笑顔で
軽く返していたが、最近は違う
母と私の「別れ際に」は大きな意味がある
93歳の高齢なのだ…明日がわからない。
お互いにそれがよくわかっている
「また、来週ね」名残惜しい気持ちで
しっかり握手を交わし「来週も元気で」と
願いながら毎回施設を後にする
数年ぶりに熱を出し床に伏せっている
38℃位の熱なら気合で動いていたが
コロナからこっち、今のご時世は
風邪さえ大病扱いで寄るな触るな…だ
だから、私も世の中の流れに身を任せ
仕事はあっさり諦めた…
気候も人生も一緒だな…
昨夜はピンピンしてたのに一寸先は
わからない。
さっきまで青空だったのに、急に真っ黒な
雲に覆われどしゃ降りになる空と一緒
まるで「通り雨」のようだ…
私の身体…明日はスッキリ晴れますように
良いですよね……秋🍁
けれど、すごく良かったのは
ちょっと前までの秋…
最近は、気象が本当におかしい
10月目前だと言うのに夏衣装…
やっと、窓を開けて冷房を止めて
眠る事が叶ったのはほんの数日前
食卓に並ぶ、秋の味覚もしかり…
サンマは庶民の楽しみだったのに
あまりに高価になって…
「あ〜…無理だ高すぎる…」と
旬のはずの食材を横目に通過する
政治家はたらふく食べて、懐にも
たらふくお金を隠して…
普通の家の普通の人たちがどんだけ
頑張ってやってるか、しばらく
ホームステイすればいいよ…