夏子

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9/24/2024, 12:51:16 PM

日常に生活していると
色々な物が壊れる…例えば食器
何だかどんどん枚数が減っていく…
割れたお気に入りの茶碗や皿を溜息を
つきながら見つめたところで、2度と
くっつく事はないが、しばらくパズルの
ように合わせてみる…悪あがきだ(笑)
「形ある物」は、いつしか必ず壊れる
では、「形のないもの」が壊れると
したら…やはり「心」だろうか…
人の心なんて本当にもろい
だから、日常茶飯事に傷つき
よく壊れてしまう…
しかし、泣いても騒いでも傷ついても
時間さえあれば、いつの間にか
なんとなくそれなりにひっついて復活し
また、たくましく生きている
「形の無いもの」の底力とは、自分が思うより計り知れない位に強靭なんだろう…



9/23/2024, 1:02:34 PM

ド田舎育ちの私は、「ジャングルジム」
なんてしゃれた遊具はなかった
しいて言うなら、家の周りに自然に
はえている木々がジャングルジムの
変わりだったと言っていい…
一本一本が高さも、太さも、枝ぶり
までもがすべて違う…
だから、単調に鉄で組んである遊具
よりは、上がる事も下がる事も
横に移動することも多分難しかった
んじゃないかと思う。
四季を通じて果樹もあったから
早く上がって採らないと口に入らない
自然と競争もするようになる。
まあ、時々は虫たちの逆鱗に触れる
事もあったが、それも学びだ…
大自然の中で育った時間は、大人に
なった今も形を変えて沢山役に立っている

9/22/2024, 12:49:35 PM

今日は、久しぶりにまとまって
雨が降った…恵みの雨だ。
今、二階の部屋に来て数ヶ月ぶりに
エアコンをかけず、窓を全部開けた
明日の準備をしていると少し暑いが
支度が済んでベッドに横たわると
西から南に向け良い風が入って来る
それに、外からは色々な虫の音が
沢山聞こえて来て、究極のBGMだ。
「声が聞こえる」…
虫の声は、日本人しか聞き取れない
柔らかな寝具…手足が伸ばせる場所
そよそよと風が吹き、心地よく虫が
奏でる…これほどの贅沢があるだろうか
今、この瞬間を心から感謝している。

9/21/2024, 12:51:05 PM

涼しくなって人肌恋しい季節に
恋が始まる事を「秋恋」と言う
のだそうだ…
じゃ、真夏は暑すぎて近寄りたくも
ないから恋しないなんてことも無い
けれど、誰かを好きになるって
苦しくもステキな事だと思う…
恋に年齢は関係ないって言うが
やはり、周りに色々な異性が居てこそ
沢山の出会いもあり「恋」に発展する
だから、若い時代が一番楽しい
時間なんて飛ぶように過ぎるから
沢山出会って、沢山「恋」をして
下さいね。

9/20/2024, 2:04:22 PM

その人は、50歳を迎える事なく
病に倒れこの世を去った…
元々、大都会に生まれた彼女が
どんな経緯で田舎暮らしを選んだ
のかは、聞いたことがなかったが
色々なパンや焼き菓子などを
細々と作りながら生計を立てていた
彼女は、その材料と質には並々ならぬ
こだわりがあり、毎月お品書きが
ポストに入ると注文し美味しく
食べさせてもらった…が
ある時、急に実家に帰ると
告げられ離れてしまった
帰省してからも、時々LINEで
近況を知らせてくれていたが…
ある日、お母様からお手紙と
小冊子が届き亡くなった事を知った
彼女が残した文章は前向きで明るい
死と背中合わせだと言うのに
愚痴などの言葉は一切無い
苦しい事もあっただろうに
沢山の言霊を私に届けてくれた
今も壁にぶつかると時々、小冊子を
読み直し力をもらっている
彼女の生きた証をずっとずっと
「大事にしたい」と素直に思っている


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