只今、トレンドな話題をひとつ…
「南海大地震が来るかも!」と
連日連夜、メディアが騒いでいます。
私の住まいは、まさしく南海大地震が
くれば大きな被害にあうだろう地域です。
さて…あちらこちらで揺れていますが
私の周りを見る限り慌てふためいてる
人々はおりません…
コロナで騒ぎ、不景気で八方塞がり…
この酷暑も手伝って、皆ほとほと疲れて
いるようです…
私も同じく、揺れるなら揺れたらいい
……なんて感じで全く動じておりません
人生に「終点」があるのは間違いない
真実なんだから、それが津波か地震か?
まだ、やらねばならない事があれば
生き残るのでしょうね…
備蓄も少しはしてあるし、お米だけは
沢山保存してあるし…
私が、騒ぎの中で唯一やった事は
浴槽に並々と水を張った事くらい
後は、運を天に任せて心穏やかに
過ごす事にしたいと思っています。
私はあまり物事に期待しない方だ
新しく何かを始める時…
何かトラブルに見舞われた時…
「大丈夫!多分…大丈夫!」ではなく
「ダメかも知れないけど、まあやってみようか」と開き直って考える…
わざとそんな風に考えるようにしてからは
プレッシャーで潰される事は少なくなった
最初から、結果に成功を期待すると
ダメだった時のダメージは何倍にもなる
良い意味で、多分ダメだ…と結果に多大な
期待を持ち過ぎず考えた方が
上手くいった時には喜びも大きくなる
もちろん、上手くいくよう最大限に
努力はする…
「上手くいかなくたっていい」
「なんとかなるさ!」
まさしく、そんな精神で生きている
私は4人兄妹の末っ子で、
兄が3人いたので紅一点の女の子は
それは大切にされて「蝶よ花よ」と
育てられた…
な〜んて事は一切無い…むしろ逆だ
生きる為の生存競争は厳しい
女の子だから、妹だからなんて
甘やかしはなかった…
田舎育ちの私は、おやつと言えば
家周りや山々の木々が付ける果実だった
幼い私も野山を駆け巡りたくましく育った
両親も4人を育てるのに必死だったから
とにかく生きる為には自立が必須だった
けれど、ひとつだけ特別な事があった
それは、可愛い服を身に付ける事
兄たちは皆お下がりだったが
女の子の私だけはいつも新品の服を
買ってくれた…
この点においては両親も私を優遇し
「蝶よ花よ」だったのかもしれない…
人は生まれ落ちる前に
全てのスケジュールを組んでから
この世に来るのだと聞いた…
両親を選び、家族を選び…
良い事も、悪い事も、何歳までの
人生を生きるのか…
誰と出会い、誰と別れ…
日々繰り返される日常の出来事は
「最初から決まってた」
……そう言う事らしい
だから「喜怒哀楽」の「喜ぶ」と
いう感情だけを持って生きる事が大切
なのだそうだ…
私も最近になってその事を知った
長い人生は喜怒哀楽を繰り返してこそ
成長するのだと思い込んでいたが
「怒る」と「哀しむ」は不要らしい
「楽しい=喜ぶ」で一括りとなるので
あろうか…
とにかく何事もプラス思考が大切で
何があっても自分で決めて来たのだから
自己責任という事になりそうだ…
「北風」と「太陽」は誰しも皆
小さい頃の国語で学んだ話だ…
上着を吹き飛ばそうとする北風と
ポカポカと暖かく包みこんで上着を
自ら脱がす事に成功する太陽…
この話を素直にとれば、優しい太陽
力ずくの北風なんだろう…
確かに力ずくは良くない…
けれど、大人になったら視点が変わる
うまい話には裏がある…
タダより怖い物はない…
私は、人生波乱万丈で痛い目を沢山
経験してきたから、人一倍うまい話には
飛びつかない…
じ〜っと、周りの成り行きを観察して
結果がわかってから考える…
今の混乱の世などは、私のような
ひねくれ者がちょうど良いんじゃない
かな…なんて、勝手に満足している
周りに流されない生き方も時には必要だ…