夏子

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6/26/2024, 9:22:01 PM

私が実家を出たのは高校卒業の年…
就職して全寮制の厳しい寮生活が始まった
当時、自立心の強い私は両親と離れる事にさほど抵抗はなかったが10歳から毎夜、
一緒の布団で就寝していた愛猫は特別な
存在でかなり後ろ髪を引かれた…
「君と最後にあった日」をあえて人では
なく愛猫にしたのには理由がある…
私が家を出る3ヶ月前に兄夫婦に子供が
生まれていた…
甥は可愛かったが猫も大事だった…
当たり前だ…甥より10年も先に居たのだから…
けれど、大事にしていた私が家を出たと
同時に黙って親戚の叔母宅に引き渡された…
私が激怒するのはわかっていたから
その真実は上手く隠されてしまった…
理由はこうだ…赤ちゃんが大事だった。
ずいぶん時間が経ち、猫は行った直後に
叔母宅から姿を消したと聞かされた…
野良猫になったのか…
「捨てられた…」そう思ったに違いない
消息不明で数十年が過ぎたが、私を見送る最後の寂しそうな姿が忘れられない…
真実を知った時、私はどんな事があっても
動物は一生責任をもち育てると強く誓い
今も決してその気持ちは変わらない…

6/25/2024, 1:20:22 PM

家庭菜園とガーデニングが趣味な私は
今の季節は本当に忙しい…
水やりや花がら摘みで仕事は尽きない
しかし、「繊細な花」を育てる為には
夏の虫たちとも戦わなくてはならない。
つい先日もアシナガバチの逆襲にあった
植木の薄暗い根元に巣を作っていたのだ
不運にも根っこ周りの草に手を伸ばして
しまった!………チクッ!!
「痛!!やられた!」目の前に3匹の
ハチが現れた…私はハチアレルギーなのだ
こうなったら、花どころではない!
2年前にも刺されアナフィラキシーを起こした…
「次刺されたら死ぬよ」と医師からは厳重注意を言い渡されていた。
「ハチと死」は背中合わせなのだ。
結局、病院に走りまたまた点滴のお世話に
なった。
「死ぬよ」の言葉でパニックを起こしたが
九死に一生を得て帰宅した私が次に取った
行動は、やはり繊細な花のお世話の続き…
家族は力を合わせて懲りない私を守る為に
殺虫剤を片手にアシナガバチの巣に
いどんでいくのであった…
すみません…ご迷惑おかけしております。

6/24/2024, 8:34:32 PM

幼い頃は「1年後」の予定が立てやすい
1年生…2年生…3年生…
一日一日と時間が過ぎれば順調に次に
進んでいく…
その頃はまだまだ親の保護下に居るから
衣食住の心配もなく、ブツブツ文句を
言いながらでも幸せな時だ
けれど大人になるとそうはいかない…
今度は自分が周りを養い守る立場になる
毎日毎日大変なのだ…
今この時を必死に生きて、せいぜい予定は
1週間先を考えるのが関の山だ。
時々ふと考える…
仕事を辞めて毎日が日曜日だったらどんなに楽だろうか…なんて…
自分の好きな事だけをして暮らしていけたら幸せだろうなぁ…
「一年後」の予定が立てられるような
余裕のある人生を送りたいものだ…



6/23/2024, 11:45:12 AM

子供の頃は、とにかく両親が多忙でいつもバタバタと余裕なく生活をしていた。
今思えば二人はマイホームを購入しようと
我が子4人の先行きを考えながら
がむしゃらに働いていたようだ…
そんな訳で、兄ばかりで末っ子の私は
甘やかされる環境とは程遠かった…
自然と何でも自分でやり、人を頼らない
自立心の強い大人に育った…
自立心が強いと一見、何でも決めたり行動
したり良いようにも感じるが、実際は
甘えられない…弱音を吐けない…意地をはる…そんな感じになって結構辛い。
兄には「守ってやりたいタイプじゃない」と言われ…旦那には「女の仮面を被った男だ」とまで言われた…ww
自分がそんなイメージを周りに植え付けたのだから自業自得だが、ホントは甘えたい
弱音も吐きたい、頼りたい…
もうそろそろと「強い私」の鎧を脱いで
弱い私を出すタイミングを計らねば…

6/22/2024, 12:20:32 PM

私の「日常」は夕方5時前に施設にいる
母に電話をかける事…
日々の繰り返しはすでに5年を過ぎた。
365日×5年…約1800日だ。
「よくそんなに毎日電話を掛けられるね」
知人は、やや呆れ顔で私に言った…
「マザコンなの?」そんな感じの言葉を
言われた事もある…
毎日電話をかけ続ける私の「日常」は
マザコンでも執着でもない…
根底にあるのはやはり「感謝」だ。
両親が頑張ってくれたから今の私がいる。
年老いて体も思うように動かなくなるし、認知機能も落ちる。
その不安感はその年にならなければ
本当の意味でわからないと思う。
今私が出来る事は、母に寄り添う事だ
「親孝行したい時には親はなし…」
昔からの言い伝えには深い意味がある。
母が生きている限り私の日常は続くだろう

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