私の「日常」は夕方5時前に施設にいる
母に電話をかける事…
日々の繰り返しはすでに5年を過ぎた。
365日×5年…約1800日だ。
「よくそんなに毎日電話を掛けられるね」
知人は、やや呆れ顔で私に言った…
「マザコンなの?」そんな感じの言葉を
言われた事もある…
毎日電話をかけ続ける私の「日常」は
マザコンでも執着でもない…
根底にあるのはやはり「感謝」だ。
両親が頑張ってくれたから今の私がいる。
年老いて体も思うように動かなくなるし、認知機能も落ちる。
その不安感はその年にならなければ
本当の意味でわからないと思う。
今私が出来る事は、母に寄り添う事だ
「親孝行したい時には親はなし…」
昔からの言い伝えには深い意味がある。
母が生きている限り私の日常は続くだろう
高校生の頃、白黒のモノトーンの
服が流行ってた…
夏休みに県外の叔母の家に行く事になり「好きな服買って来なさい」と
母からお許しを得て親友と一緒に
服を探しに行った。
ワクワクしながらお出かけ用の服を探して
私はすぐにモノトーンのワンピースを見つけた…
当時、私が「好きな色」だった。
楽しいおしゃべりとショッピングで
夕方に親友と別れて帰路についた。
「ただいま〜!良い服見つけた!」と
母に報告する為に袋から出した。
「何?その地味な服は…」
「今、流行ってるんだよ〜」と私…
次の瞬間!「ダメ!絶対ダメ!」と母。
しばらく押し問答が続いた後…
「わかった…明日取り替えてくる」と
私が折れた…悲しかった…
次の日、母同伴で買い替えた服は
パステルカラーの可愛らしいワンピース
母ご満悦…私は…無言
そのせいなのか、私は今もピンクは着ない
目を閉じて色々考えた…
両親·兄弟·家族·親友·仕事仲間…
次に浮かんだのはその人たちとの
沢山の思い出や出来事…
一人一人色んな事があった
………やっぱり選べない。
関わりの大小はあっても良くも悪くも
関わらなかった方が良かったって人は
いない…
苦しめられた相手でもそう言えるの?
多分そうだよね…けれど時間の経過と
共に何かを残してくれている事に気づく
それは自分にとっては必ずプラスに働く
今私が、こんなに打たれ強くたくましく
成長したのは「あなたがいたから」だ。
今まで私と出会ってきた沢山の人たち
本当にありがとう…
何歳なんだよ!と言われるのは承知で
「相合傘」を語ろう…
私が思う相合傘は、雨にさす相合傘では
ない…
彼氏が自分の肩をびしょ濡れにしながら
彼女を「守ってやるぞ!」と頑張ってる傘ではない…
まだそんな事はずっと先…
もしかしたら叶わないかも知れない。
「片想い」の相合傘だ…
それは、宿題のプリントの裏だったり
新聞の広告の隅っこだったり…
1人スリルを味わいながら学校の黒板に
書いて慌てて消す…自分で勝手に書く
相合傘だ…自分と想い人を隣合わせに
書く…
ちょっとテンションが上がるとハートを
テッペンに付け足す…
そして、ニンマリしてしまう…
何だか好きな人の名前を隣に書くだけで
恋人にでもなったかのように心が躍る…
今よりずっと不便な時代ではあったが…
便利な現代よりずっと気持ちはピュアだったかも知れない。
「落下」でピンときたのは成長期…
私は、高学年からいきなり身長が
ビックリするくらい伸びた…
その時によく見ていた夢が
高い所を飛んでいる夢だ…
根拠はないが、成長期にはやたらと
空を飛ぶ夢をみるらしい…
そこで、「夢占い」を調べてみたら…
【以下ネットより抜粋】
1.理想の自分に近づきたい、目標を達成したい、成長願望
2.縛られていることから解放されたい、自由への欲求
3.性的な願望や欲求不満
1·2·3と成長期と密じゃないか!
まあ、ごく自然な成り行きなわけだ…
でっ…「落下は?」との質問に答えます。
私…一生懸命に飛んでるんだけど
いつもスイスイ飛べず、最後はカエル
みたいにバタバタして落下してた…
なんか不満解消出来てなかったのかな?
え〜……1·2·3…何番かはご想像に
お任せ致しますww