「何になりたいの?」
そう…小さい頃に大人から何度となく
投げかけられる質問だ…
けなげな女の子が「お嫁さん」なんて
答えると周りは満面の笑みで「うんうん」とうなずいたもんだ…
「未来」が何も決まってない幼子を眺めながら、夢と希望を持って今からいっぱい
選択肢があるんだなぁ…
なんて…うらやましいような、ここまで
頑張ったんだからもう一回は嫌だな…とか
大人の事情を色々知ってしまった年代は
今更帰れもしないのに、ふと考えたりしてしまう…
「未来」がわからないから頑張れる…
冷静に考えてみると「生きる為」に
働いて、笑って、我慢して…
けれど、1日の中でちょっとだけでも
「良い事」を拾っていけるから皆大人に
なっても頑張れるんだよね…
以前、我が家には双子がおり一人は難病と障害を抱え生まれてきたと話した。
「1年前」私達家族は彼の将来について
大きな決断をする別れ道にいた…
「2人を引き離したくない」病弱な体では
あったが、小学校は一緒に地元を選択した
その後2年がたった…順調に育つ1人と
どんどん置いていかれる1人…
差は歴然となっていく…
「このままじゃダメだよね」悩んだ…
何とか追いついてほしい…何とかなるだろう…そこには大人たちの割り切れない思い
があった…
「今より先を見てあの子に合った場所で勉強させた方が絶対いいよ」
何度も何度も話し合って結論を出した…
新しい学校に見学に行き支援のプロと密に
相談した1年前…
彼は今春から転校し新しい環境にも慣れて
本来の自分のぺースで勉強している。
何より、支援の先生たちは彼をとても大切に思い育ててくれている…
彼はきっと良い大人になる…
今の私は未来を信じ彼を見守っている。
「好きな本」と聞かれて最初に思い出す
のは、やはり料理好きな私としては有名な
シェフたちが色々な裏技やコツを教えてくれるレシピ本かな…
けれど、よく考えてみると自分と縁のある一冊の本に出会うと言うのは確率としてはそれほど高くない…
やはりそこには人と人の御縁と一緒で
「出会うべくして出会う」そんな力が働いていると感じる…
偶然ではなく必然という事だろう。
父親が急死した時は、江原啓之さんの
「天国への手紙」と言う本に出会った…
信じる信じないは別として、当時の私は
その一冊の本に心底癒された…
そして悲しみから立ち直るきっかけを
もらったと記憶している。
今も大切に読んでいる本がある…
枕元に置きいつでも読めるようにしている
この本ともきっと必然に出会ったに違いない…
読書をする一時に感謝し大切にしよう。
年寄りには今の季節は「あいまいな空」で
すごく体にこたえる…
とっ言っても、私ではなく母の事だ…
母親は御年92歳!「90才までは生きてみたい」が口癖で無事に目標を達成した。
5年前に大腿骨骨折で車椅子生活になり
施設暮らしになってしまった母…
ちょうどコロナ禍と重なり、わずか15分で会える場所に居ながら、最長8ヶ月も会わせてもらえなかった…
そんな環境だった事もあり、入所と同時に私は毎晩電話をして母をずっとサポートしている…
認知症予防で始めた電話が、今では毎日の
健康&安否確認になっている。
91歳でスマホデビューした母が言うには、夕方にかける私の呼出音で何だかシャキッとするらしい…
そして週1回の面会もお互いの心の支えだ。
正直思う…何歳になっても母親なのだと…
娘に心配をかけまいと自分を奮い立たせて
いるのがよくわかる…
まさに「生き様」を身を持って実践して
いる母を心から尊敬している。
私…ガーデニングが趣味だ
小さな花壇には色々な花があって
四季折々可愛い花を付けて癒してくれる
もちろん「あじさい」もある。
今は満開に咲いてとっても綺麗な時期だ
色々な花がある…そう言ったが私の庭に
来る花たちは、ほとんどが売れ残って
店の隅っこに追いやられた可愛そうな花
たちばかり…無視されて今にも枯れそうな感じの花を見ると「助けて〜!」って何だか不憫に思えてならない…
店側もホント扱いが適当で枯れた花も
バンバン切ってるから花色さえわからない
なんて当たり前…
今、我が家にある5種類のあじさいたちも
こんな感じでレスキューした花ばかり…
「大丈夫かな?生き返るかな?」
そんな感じのスタートから剪定·植え替え
何より「頑張って咲くんだよ」と…
愛を注いで今は毎年大輪の花を見事につけている…
命ある物すべて基本は愛情!これ一択だ