《 秋晴れ 》
私は、秋が大好きだ。
読書の秋、
食欲の秋、
芸術の秋、
スポーツの秋、
秋には沢山の顔がある。
私は秋が大好きだ。
夏よりも涼しく、
冬よりも暖かい。
ちょうど良い季節。
秋の綺麗な紅葉と、
どこまでも広がる
雲ひとつない
秋晴れの空を
何も考えず
ただ寝転んで眺めるのが
私は好きだ。
空気が澄んでいて、
空がいつもより、
広く感じる。
こんな空を1人眺めると、
私はなんでも出来るんじゃないか
と思ってしまう。
秋晴れの日に吹く風を
目を閉じて、
手を広げて、
体全身で感じる。
そうすると、
とても幸せな気持ちで
いっぱいになる。
生きていて良かったと思える。
秋晴れと、秋風と……
私は、やっぱり、
秋が大好きだ。
《 明日世界が無くなるとしたら、何を願おう 》
明日世界が無くなるとしたら……
きっと、
急に世界が無くなるとしたら、
何も願うことなく
終わってしまうのだろう。
でも、最後は、やっぱり、
幸せに終わりたい。
でも、幸せってなんだろう…
明日、世界が終わるのに、
お金持ちになっても、
使うところはないし、
人気者になっても、
明日には、
みんないなくなってしまう。
だとしたら、
何を願おう?
目に見える物は、
いらない。
明日世界が無くなるとしたら……
私は、当たり前の日々を願うだろう。
いつも通り、
1日1日特に変化のないように見える
何の変哲もない日々。
平凡な私。
暖かい周りの人、
大好きな家族や友達に囲まれて、
みんなの笑顔と共に、
私は最後を過ごしたい。
きっとそれが1番の幸せだから。
当たり前って幸せ。
《君と出逢ってから、私は・・・ 》
初めて会ったのは入学式。
あなたは隣の席だった。
いじめっ子でいつも意地悪されて泣いてたっけ。
でも、なんでか嬉しかった。
クラス替えでなかなか同じクラスになれなかったね。
でも、卒業する学年でやっと同じクラスになれたね。
その時は、舞い上がるほど嬉しかったっけ。
目線を感じて見ると目が合って、
私だけ1人でドキドキしてるの…
きっとあなたは、私のことなんて、
なんとも思ってないもんね。
小6の時のあなたは、優しかったよね。
入学する時は、あんなに意地悪だったのに。
背だって私と同じくらいだったのに、
いつの間にか私が見上げないといけないくらい
大きくなってた。
嬉しいような、寂しいような。
少しあなたを遠く感じた。
中3でやっと同じクラスになれて、
嬉しかったよ。
分からない問題があった時、
小6の時みたいに、
優しく、分かりやすく、
教えてくれたよね。
小1からの片想い。
思いを伝えることも、
実ることもなかったけれど、
私は、あなたと過ごせた日々がとても楽しかった。
今もたまにあなたがよぎる。
あなたに出会えて、
好きになれて、
本当に良かった。
高校も同じところ行きたかった。
今頃あなたは、高校生活を満喫してるかな?
好きな人とか、彼女がいるのかな?
もう私のこの想いは、あなたに届くことはない。
でも、私はまだあなたのことが大好きだよ。
大好きだけど、
大好きだから、
自分のことよりあなたを優先する。
あなたが幸せでいてくれたら、
私も幸せだよ。
一緒に幸せになれるような
素敵な相手を見つけてね。
可能性はないに近いけど、
もしかしたら、
なにかの間違えでもいいから、
一緒に幸せになれる人が、
私だったらいいのにね。
今までも、これからも、
あなたの無邪気さが、優しさが、
笑顔が、面白さが、
大好きだよ。
これは、私の本当にあった恋のお話。
これから先、
私は、
これ以上の恋は、
きっとできない。
好きになった人があなたで良かった。
《 大地に寝転び雲が流れる・・・
目を閉じると浮かんできたのはどんなお話? 》
目を閉じると決まっていつも思い出すことがある。
美しいものばかりでは無い。
今までの
辛かったこと、
悲しかったこと、
恥ずかしかったこと、
そして、
嬉しかったこと、
楽しかったこと、
面白かったこと、
美しいものばかりでは無い。
でも、
だから、
美しいのだ。
良い事ばかりではなかったけれど、
今の私がいるのは、
そんな過去のおかげなのだ。
後悔することのないように、
今日も私は、
過去をバネに
未来へと羽ばたいていく。
過去 現在 未来
全く異なる3つだけれど、
実は紙一重なのだ。
私たちは、
それらを繋ぐために
今日も精一杯
生きている。
ごめんなさい、すみませんじゃなくて、
ありがとうを言えるようになりたい。
良心で手伝ってくれた人にも
「手伝わせてしまってすみません💦」とか、
「貴重なお時間を使ってしまってごめんなさい🙏」
って言ってしまう。
相手だってすみませんより、
ありがとうの方が嬉しいはず。
私だってごめんなさいより、
ありがとうの方が言いたいはず。
とっさに出る言葉が、
すみませんとか、ごめんなさいって言う
ネガティブなものじゃなくて、
「手伝ってくれてありがとう!」だったらいいのに。