《君と出逢ってから、私は・・・ 》
初めて会ったのは入学式。
あなたは隣の席だった。
いじめっ子でいつも意地悪されて泣いてたっけ。
でも、なんでか嬉しかった。
クラス替えでなかなか同じクラスになれなかったね。
でも、卒業する学年でやっと同じクラスになれたね。
その時は、舞い上がるほど嬉しかったっけ。
目線を感じて見ると目が合って、
私だけ1人でドキドキしてるの…
きっとあなたは、私のことなんて、
なんとも思ってないもんね。
小6の時のあなたは、優しかったよね。
入学する時は、あんなに意地悪だったのに。
背だって私と同じくらいだったのに、
いつの間にか私が見上げないといけないくらい
大きくなってた。
嬉しいような、寂しいような。
少しあなたを遠く感じた。
中3でやっと同じクラスになれて、
嬉しかったよ。
分からない問題があった時、
小6の時みたいに、
優しく、分かりやすく、
教えてくれたよね。
小1からの片想い。
思いを伝えることも、
実ることもなかったけれど、
私は、あなたと過ごせた日々がとても楽しかった。
今もたまにあなたがよぎる。
あなたに出会えて、
好きになれて、
本当に良かった。
高校も同じところ行きたかった。
今頃あなたは、高校生活を満喫してるかな?
好きな人とか、彼女がいるのかな?
もう私のこの想いは、あなたに届くことはない。
でも、私はまだあなたのことが大好きだよ。
大好きだけど、
大好きだから、
自分のことよりあなたを優先する。
あなたが幸せでいてくれたら、
私も幸せだよ。
一緒に幸せになれるような
素敵な相手を見つけてね。
可能性はないに近いけど、
もしかしたら、
なにかの間違えでもいいから、
一緒に幸せになれる人が、
私だったらいいのにね。
今までも、これからも、
あなたの無邪気さが、優しさが、
笑顔が、面白さが、
大好きだよ。
これは、私の本当にあった恋のお話。
これから先、
私は、
これ以上の恋は、
きっとできない。
好きになった人があなたで良かった。
5/5/2023, 10:56:56 AM