12/14/2025, 10:34:41 AM
眠れない夜にむかしのことを思い出す
もう15年以上も、はるか遠くの記憶。
誕生日を迎える毎にシワが増える肌にあの頃のぬくもりが蘇る。
あの日の私の星はみるみると私を忘れていった。
まだ鼻の奥がツンと痛むけど今度は私が星になって、眠ったあなたを迎えに行くから
18「星になる」
12/13/2025, 12:36:44 PM
冬の昼、
誰もいない教会の最前列に座るとちょうど遠くで聞こえてくる鐘の音。
その音が終わるまで手を握り祈りを女神に捧げる
どこか遠くで消えていった、あの人がどうか
苦しまずに旅立っていますように
そこで痛みに麻痺せず暮らしていますように
17「遠くの鐘の音」
12/12/2025, 12:08:01 PM
Will I make it in time before the snow melts?
雪が溶ける前に間に合うだろうか?
16「スノー」
12/9/2025, 10:08:41 AM
マフラーから出る白い息、
真っ赤な指先で暖かな君の手を握る
私が手を離すと、そのままどこかへ行ってしまいそうな背中をじっと眺めていた。
指の感覚がほのかにしか感じられなくなった時、
どこにも行かないで
という思いだけで君を抱きしめたい
15「凍える指先」
12/8/2025, 6:41:01 AM
真っ暗になると思い出す。
あの日の悲劇。いや、あの人にとっては喜劇か。
暗闇の中、視界が塞がれているなか、血の匂いだけがした。
暗闇での最悪な記憶。
消えない灯り、
消せない灯り
14「消えない灯り」