赤夜 彰

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9/14/2022, 1:24:18 AM

am 4:30
まだ仄暗い空を見上げてタバコをふかす。
雲と似た灰色の煙が消えていく様子を虚けながら眺める。タバコを咥えながら、ベランダの手すりに両手をかけて見慣れた街を何と無しに観察してみる。
猫の悲鳴のような大声を発して痰を道端に吐き捨てるおっさん、カラスの大群、夜明け前によく見る光景が目に映る。仄暗かった空が明るくなり始めたのですり減ったタバコを手すりに押し潰し鎮火させた。

9/11/2022, 1:10:20 PM

カレンダーに印をつけてワクワクしてる期間が一番楽しい

9/10/2022, 12:50:27 PM

私があの時、こうしていれば君がふらついてしまう事はなかった。私があの時居れば、君は助かった。もっと一緒に遊び、撫でて、愛を伝えられたのなら君の猫生はずっと素晴らしいものだった。私の失態で君をなくしてしまった。もっと一緒に生きていれたはずなのに。後悔先に立たず。いくら泣いても懇願しても、君が蘇る事はない。それでも君は夢に出てきてくれる。しかも、凄く明るい顔で“会えて嬉しい”と伝えてくれる。私の気持ちが反映されているだけかもしれないけれど、その夢を見た日はすごく調子が良いんだ。一緒には生きられなかったけど、君の最期を見送れて本当に良かった。ずっと大好きだよ。これからも、一生。
また会おうね。

9/9/2022, 6:11:27 AM

初めて会った時、これはまずいと胸が泣いた
君があまりにも貴方にそっくりで。
なるべく避けようと誓ったけれど、どうやら君は僕のことを好いているらしい。
『やめて、来ないで』そう思うほど君が近づく。
近づくほどに貴方が脳裏に現れて。胸が熱く涙を流す。それはとても苦痛で。
もういっその事、貴方を忘れて君に逃げてしまえたならどんなに楽だろうか。
そう耽ける程に、貴方の影を君に重ね合わせてしまう。







8/23/2022, 5:43:10 PM

泡が浮かんで消えていく。
ぶくぶくと沈むたび大きくなる泡の音。
水の冷たさ、消えていく体温。
薄れていく君の顔。

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