am 4:30まだ仄暗い空を見上げてタバコをふかす。雲と似た灰色の煙が消えていく様子を虚けながら眺める。タバコを咥えながら、ベランダの手すりに両手をかけて見慣れた街を何と無しに観察してみる。猫の悲鳴のような大声を発して痰を道端に吐き捨てるおっさん、カラスの大群、夜明け前によく見る光景が目に映る。仄暗かった空が明るくなり始めたのですり減ったタバコを手すりに押し潰し鎮火させた。
9/14/2022, 1:24:18 AM