毎日過ごす中で、他人と接することが
とても、苦痛に感じる時が時折ある。
僕にとって、いつも拒否的な態度を
あからさまに他人へ、示してしまうときがある。
そして、そんな自分を反省する。
真っ黒な僕の心を照らしてくれそうな
太陽のような光、温かみが欲しい。
自分が単に一人の人間として、未熟なだけだと
気づいているが、まだまだ、大人になれない。
いつも、いつまでも、ぽかぽか陽気な
太陽に照らされているような、
そんなふうに生きられたら、幸せだろうな。
あなたに初めて出会ったとき、
お互い、照れてたね。
二人っきりになったとき、車の中で
何を話そうかと困って、たわいもないことしか
話せなかった。
僕にとって、あなたは、0からのスタートだった。
つらいことがあった僕を、あなたは、
何も言わずに受け止めてくれた。
人付き合いなんて、上手くいくはずもないと
少し思ってた。まして、好きなんて感情も
触れ合いもあり得ない。そう、思ってた。
あなたと少しずつ、話しをしたり、
そばにいてもらったことで、僕はなぜか
落ち着いた。いつの間にか、二人が
当たり前になった。不思議だったけど、このまま
ずっと僕のそばにいて下さい。
僕は、いつも、となりであなたをみているけど、
ささいな仕事のトラブルを抱えても
くじけないところに、感心する。
きっと、我慢してたり、悔しかったり、
きつかったり、、、
いろんなことが、毎日重なってるんだと
僕なりに、推測する。
だけど、あなたは仕事に向き合って
慰めながらも、自分を奮い立たせて
仕事も家事もこなしている。
助かってるよ。素直に言えない僕は
同情という名でごまかしているかもしれない。
あなたのそばにいることは、でも、確かだから。
ひらひらと、1枚、2枚、風と共に舞って
赤、黄、茶、道に敷かれて
枯れ葉の上を歩いて行く。
時折、強く風が吹いて、僕の頭上も
木々が騒いで、足元の枯れ葉も踊る。
少し寒い。
早く帰ろう。
枯れ葉が積もってしまう前に。
今日、あなたとつまらないことで笑って
手をそっと握って、隣にいるあなたの顔を
じっと見つめた。
唇を静かに重ねて、一緒に横にいる。
ただ、それだけ。
この時間は、誰にも邪魔されたくない。
居心地が良くて、あっという間なんだけど、
すごく僕には大事で。
今日をさよならしても、あなたとの明日を
信じてる。