12/15/2023, 11:07:33 AM
冬
朝焼けの霜
落ちるつららの雫
煌めくイルミネーション
あなたが零す白い息
朧気なとある真冬のきおく
だから私は
今日も
雪を待つ
9/10/2023, 4:16:18 AM
ひとりひとり考え方は違う。
経験や感性が異なるから。
みんなばらばら。
同じようで違う。
異なるようで似ている。
世界に一つだけ。
きっとあなたも。
きっとわたしも。
9/7/2023, 11:11:43 AM
嗚呼、綺麗だと思った。
その薄い唇から零れ落ちる吐息が。
その濡羽色を隠す長いまつ毛が。
その凛とした横顔が。
でも届かない。
あなたは私の元を離れていくの。
掴もうとした手は空虚を切ってしまう。
あなたはクロアゲハのごとく踊るように居なくなってしまう。
私を置いて。
8/30/2023, 10:40:18 AM
歩いているとふと鼻をくすぐる甘い匂いがした。
それは、あの人の香水の匂いだった。
無性にあの人にあいたくなってしまった。
“いまからいくよ”
8/29/2023, 12:55:22 PM
言葉はいらない、ただ…
ううんなんでもない。
やっぱり君は知らないままでいて。
さようなら。きっと次は…