君と誓った時が好き
君と笑いあえた日が好き
君と過ごした年が好き
君が動かなくなっても永遠に好き
:君と
2025.3.18 走り書き夢日記(⚠︎夢なので展開意味不明です)
チェーン店の伝票システムで注文が来るとその人を暗殺するようなものだった。
場所はSplatoonのアロワナモールっぽいところだった。
スナイパーや鎌で仕事をしていた。
脳内にはナビのような打ち解けあった相棒がいた。
名前などはわからないが的確に指示や和んだ会話を繰り返していた。
自分もまた、その伝票に名前が載り殺される側になってしまった。
隠れたり返り討ちにしながら逃げてきたがステルスの敵に気付かず横に真っ二つにされてしまった。
記憶が曖昧になりながら普通のチェーン店で軽い料理をする担当をしていた。
相棒は相変わらず一緒に居てくれていた。
「今日も労働かぁ……」
ため息を吐きながら伝票を綺麗に並べる。
なんとなくどこか身体に違和感を感じながら、寝起きだった自分はトイレへと向かう。
トイレで一息ついていると店内の方から大量の注文が入ってきて、読み上げる声が聞こえる。
聞こえたやつだけでも調理しておこうと思い、コロッケや黄色い餅っぽいやつ白い肉を鉄板っぽい壁に入りきらないほどギリギリまでくっつけて焼く。
しかし、何度くっつけても途中から落ちてしまい何度も同じ工程を繰り返す。
無事にくっつけることに成功した自分はそろそろトイレから出ようと、トイレットペーパーを取った時に突如、相棒が「そうかもう死んでんじゃん」と気付いて
自分が「…え?しんでんじゃん……???」と理解しようとしながら下を向くと骨盤のすぐ上のところ(腰)の横浜から赤い血と青い血が混ざって垂れてくる。
慌てて何度もトイレットペーパーを取り拭くが、血が肌に触れた途端に自分自身も
「しんでんじゃん…死んでんじゃん!?死んでんじゃん!!!!」
と気付いた。その瞬間血がより溢れて垂れてきた。
腰回り全体に切れ目ようなものが出てきて赤黒い血を出してくる。
それと同時に激痛が走り、身体が動かせなくなっていきそのままトイレに座りもたれかかってしまった。
ああ、もっとやりたいこと伝えたいこと沢山あったのに動けない…激痛と意識が朦朧としながらそんなことを考えて眠りについた。
入れ替わるように現実の自分は目が覚める。
金縛りを数秒感じつつ、あ…生きてる。と生も感じとる。
激痛だけがまだ少し余韻として付いてくる。
まさかこんなところで“生きててよかった”と思う日がくるとは思わなかった。
まだ、やりたいことや伝えたいことがあるから動ける今やるべきだと目が覚めて強く思った。
朝、起きると必ず見ていた夢を忘れてしまう。
なにか不思議な体験をしていたことは覚えているのに、どんな出来事だったのか、誰がいたのかは思い出すことができない。
夢は心身の状態が現れるという。私は夢からのひそかな想いをまだ受け取ることができていない。
ただ、嫌な夢ほど覚えているとも聞くので覚えていないのも良いのかもしれない。
覚えている日が現れたのならそれに全力で応えようではないか。
:ひそかな想い
ギィィと音を立てる扉を開けて、大きな館へと入る。
灯りが付かず、中央にあるカチカチと秒針を刻む時計が不気味さをより加速させている。
人気はないが気をつけながら数々の扉を開けていく。
どの部屋も散乱しており少し埃っぽい。
「──ねぇ。」
すぐ後ろから突如聞こえた声に驚き勢いよく振り向く。
しかし、そこには何もいない。秒針より早く動く心臓を落ち着かせる。この館に住み憑いている幽霊の噂を思い出す。
異様に白い服と肌。髪は異様に長く、極めつけには手が怪物のように大きく赤い手を持っているという。
遥か昔に住んでいた重い病気にかかった少女の霊ではないかという噂もある。
正直なところあまり信じていないのが本音である。
それでも、先程確実に聞いた呼びかけの声が本当に幽霊がいるのではないかと感じてしまう。
より慎重になりながらも一階、二階と順調に部屋の確認することができた。安く広い土地と家が手に入ると聞いて来たが、部屋の中の殆どは酷い有様だった。それは、リフォーム費で他よりも値段が高くなりそうなほどだ。
なけなしで集めたお金もこれじゃ増やすことすらままならない。
深くため息を吐き、引き返そうとした途端──嫌な予感がした。少し焦り気味に玄関へと急ぐ。扉はいとも簡単に開いた。
だが、その先に続いているのは同じ館の中だった。
目を擦っても一度閉じてまた開けても変わることはない。行ったり来たり、窓を割ろうとしても館の外へとは出れなかった。
カチカチ──。カチカチ──。
時間だけが過ぎていくのを嫌でも感じとる。入った時よりも暗くなっていて足元がおぼつかなくなってきた。
「──ねぇ。」
そんな時にまたあの声が聞こえた。当初よりも恐怖に駆られていた私は情けない声を出しながら尻もちをついてしまった。
「手紙──読んだ?」
半透明の少女が私を見下ろす。一切変わらない不気味な笑顔に身体が動かない。
「私を見つけて。」
そのままどこかへといってしまった。
少女は何がしたいのだろうか……。襲われなかった安堵で少し落ち着いてきた。
ゆっくり立ち上がりもう一度部屋を見て回る。
カチカチ──。カチカチ──。
ふと、どの部屋に行っても時計の音が聞こえることに気づく。
大きくどうやって中へと運んだのかわからない時計。
この時計だけ動き続けている。それも、秒針だけ。
今まで秒針だけが動いていたことに気付かなかった。
玄関扉先の時計も見てみる。こちらも変わらず秒針のみ動いている。
これだけ探しても手紙も少女も見つからない。焦りからまた秒針よりも早く──。いや、玄関先の時計は秒針も早く動き出している。それに分針もゆっくりと動き出した。
心拍数とリンクされていた…でも一体なぜ?
「手紙──気付いた?嬉しい。」
不気味な笑顔の少女が背後から現れる。恐怖心はあるが、さっきほどではない。
「なぜ、こっちの時計だけ私の心臓とリンクしているの…?」
震えた声ながらも少女に問う。
「いいえ、貴方のとは繋がってないの。」
私のとは繋がっていない──?
「でも、実際早く動き出して…。」
「──ねぇ。私を殺して。」
また少女はどこかへと消えてしまった。殺して…?
あの時計が私のとリンクしていないなら──。
部屋から尖ったものを持ち出して、玄関先の時計目掛けて投げつける。
大きく割れる音と共に、どこからか笑い声が聞こえた気がした。
振り返れば外へと繋がっていた。無我夢中で逃げ出す。
それから数日が経ったが、あの館はなんだったのだろうか。ポストに入っていた招待状の手紙、あれからもう少女の仕業なのだろうか。少女は読んだかどうか聞いていた…。あの手紙には何か秘密があったのだろうか。
今となってはいくら探しても見つからない。様々な場所へ聞き込んでもそのような館は初めから無いと言われる始末。
怪しげな秘密が隠された手紙を見つけても私はもう向かうことはないだろう。
:隠された手紙
朝、寝癖を直さずに朝食を食べる君。
昼、知らない誰かとご飯を食べる君。
夜、知らない誰かと通話をしてる君。
…私の方が君のこと知っているのに。
365日24時間ずっと見守ってるのに。
君のことはなんでも知っているのに、私のことをまだ知らない君。いつになったら私の存在に気付いてくれるかな。本当は気付いてるけど見てないふりなのかな?
私と君は一心同体。影の私はずっと君のこと見てるよ。
:まだ知らない君