君は今、どこにいますか?
何をしていますか?
どんなことが好きになって、どんなことを目指していますか?
いつか、もう一度私と君の進む道が交わることは、あると思いますか。もしあるとすれば、それはいつになると思いますか。
君の"今"をほとんど知らない私ですが、これだけははっきり言えるんです。
ずっとずっと君が私の中にいて、ずっとずっと私の支えになってくれてたこと。
いつかまた出会えたら、そう言ってたくさんたくさん私の"今"の力でお返しできたらいいな。
太陽のようなあの子。
眩しくて、少し嫌いだった。
でも本当の本音は、素直に受け止められる器が羨ましかった。余計なことは何も考えず、真っ直ぐに素直でいられるのは、意外と難しいことだから。あなたはどうしてそんなに素直でいられるのって、隣にいるといつも思ってた。
そんな捻くれた私も、あなたの持つ太陽光に救われたんだ。あなたみたいにはなれないけど、たまにはあなたのように笑ってみるよ。そうしたら「下手だね」と、あの太陽のような笑顔で笑ってね。
同情なんかいらない。
あなた達は、「かわいそう」「辛いよね」「いつでも味方だから」と言いながら、何かしてくれたことはあっただろうか。
あの地獄としかいえない場所で、「これは間違っている」と訴えてくれたことはあっただろうか。
善人の面を被りたいだけか。
そんな薄っぺらな同情より、本物の濃厚な同情をもらいたい。
待ってて。
すごく時間がかかってしまったけど、駆けていくから。ようやく私は分かったの。
だから貴方はどうかそこにいて。貴方の待っている場所へと走って、伝えたいんだ。
この場所でずっとずっと待っています。
そう言ったら、貴方はすぐに帰ってこようと言っていたから。
今日もこの場所で、帰ってこないはずの貴方を、帰ってくるはずだと待ってしまう私がいるのです。