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12/2/2023, 2:22:50 AM

この曖昧な距離で、手と手の距離をゼロにしてほしいなんて思っている自分に、気づきたくなかった。

11/28/2023, 10:53:42 AM

目の綺麗なあの人が、ハーフ顔のあの人にダル絡みしている。
あの子とあいつがバカ騒ぎして、それをクールな彼がたしなめている。
かっこいい彼女が臆病な彼を驚かしているのを見て、優しい彼としっかり者の彼が笑っている。
向こうでは働き者のあの人が目の綺麗な人にへこへこしている。
それらを遠くから見守る綺麗なあの人と、たくましい人。それと、もっと遠くから見守る、細い目をした柔らかい笑顔。
終わらせないで。
お願い、夢のままでいいからずっと続いて。

11/10/2023, 3:30:31 AM

愛する貴方に胸を貫かれた時、最初は何があったのかよく分からなかった。
信じてくれないのとか、もう私のことは愛してくれないのとか、色々な想いが溢れていたけど。
途中でなくなって、その先端が包帯できつく巻かれた片腕を見たら、私の脳裏に浮かんだのは三つ。
まだ私を愛してくれていた貴方が抱きしめてくれた時に存在した両腕の温もりと、貴方も苦しんだのかという、全てを焼き尽くすような痛い想い。
あと一つ。貴方を愛しているということ。

11/8/2023, 2:35:33 AM

あなたは私に、「全然違う」と言う。
私はあなたに、「そうだね。でも同じ人だよ」と答える。
あなたは私に、「こんな風になるなんてありえない。絶対世界は変わらない」と言う。
私はあなたに、「でも未来をどうするかはあなたが決めることだから。どうやったって、変わる時が絶対にくるよ」と言う。
あなたは今度は何も言わずに、むっと口を引き結んだ。だから私は微笑んで、そっとあなたを抱きしめた。
「あなたが生きてみようとしてくれたから、あなたが私を守ろうとしてくれたから、それが未来に繋がってこうなれたんだよ」

11/5/2023, 11:03:13 AM

私にとっては光だった。
それがどんなに汚れていようと、どんなにいけないことだろうと。
みんな、私に差し伸べられた手を非難する。
おかしい。そもそも助けてくれない人達が、寄って集って偉そうに批判するのだ。
私にとって、この手は変わらない。ずっとずっと、一筋の光なんだ。

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