あなたは私に、「全然違う」と言う。
私はあなたに、「そうだね。でも同じ人だよ」と答える。
あなたは私に、「こんな風になるなんてありえない。絶対世界は変わらない」と言う。
私はあなたに、「でも未来をどうするかはあなたが決めることだから。どうやったって、変わる時が絶対にくるよ」と言う。
あなたは今度は何も言わずに、むっと口を引き結んだ。だから私は微笑んで、そっとあなたを抱きしめた。
「あなたが生きてみようとしてくれたから、あなたが私を守ろうとしてくれたから、それが未来に繋がってこうなれたんだよ」
11/8/2023, 2:35:33 AM