名もない高校生

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9/27/2022, 11:56:11 PM

このお話は通り雨が降った時だけ会える少女と

少年の不思議なお話’’

ある日学校に行く途中通り雨が降ってきた。

雨宿りをするため少年はバス停に寄った。

遅刻するなーと、思いながら外を見ていると

少女が傘をささずに紫陽花を見ていた。

少年はその少女に濡れちゃうから’’こっちに来たら’’と声をかけたが

反応せずただ紫陽花を見ていたその少女に不思議と目が離せなくなった

少年はただ黙ってみることしか出来なかった。

雨がやみはじめた頃に少女は少年に’’またね’’と言った。

雨が止んだと同時に少女は消えていった____








※この話はノンフィクションである※

9/25/2022, 1:39:23 AM

いつか命は消える_

それと同じように自分の大切なものは大切にしていたとしても

気づいたら消えてしまうこともある。

だから人は大切なものを失わないように

丁重に扱ったり、愛想笑いをほど通したり

嘘偽りを作るものだ。

全ては「嫌われないように_」

嫌われたくないから、1人になりたくないから

自分が好きな物、言いたいこと、やりたいこと、

友達にも家族にさえ隠して隠して隠し通す。

そうしたら嫌われたりなんかしないと思うから。

ひとりじゃない、味方はいると思いたいから。

だって大切なものは

水が流れるように形のないものになりやすいから。

全ては1人にならないためにやること___________。


【形のないもの】

9/22/2022, 11:07:49 AM

声が聞こえる__…
どこからだろう…なんだか心地よい音がした。
甲高い音でもなく低すぎる音でもない、なのに響き渡る貴方の声が。
どこか切なくて触りたくなってしまった、

「ねぇ、貴方の名前は___??」